下馬評

【漢字】下馬評【読み】げばひょう【意味】下馬とはその昔、馬から下りる場所を言い、主人の噂話をしながら帰りを待っていた。現在の停車場所みたいなものである。噂話しや意見を言い合うことである。【例文1】女子が集まると下馬評が始まる。【例文2】上…

桂馬の高上り

【漢字】桂馬の高上り【読み】けいまのたかあがり【意味】【例文】 桂馬の高上りをテーマにした記事 若人よ、「桂馬の高上り」たれ! 将棋をご存知の方には釈迦に説法ですが、桂馬の進み方は左右どちらかの斜め目前に一つ、そして前へ一つ、という少々変則な…

けんもほろろ

【漢字】けんもほろろ【読み】けんもほろろ【意味】人の頼み事を断る。【例文1】友人が多額のお金を借りに来たが、けんもほろろに断る。【例文2】時と場合にもよりけんもほろろだ。【例文3】無理なお願いでけんもほろろ。 けんもほろろをテーマにした記事…

捲土重来

【漢字】捲土重来【読み】けんどちょうらい【意味】土を巻き上げる勢いが再び来るということから、一度は失敗したが、再び巻き返す体制に入る。【例文1】会社が捲土重来で軌道に乗り出す。【例文2】捲土重来の見込みがない。【例文3】二代目が継いで捲土…

言質を取る

【漢字】言質を取る【読み】げんちをとる【意味】あとで証拠となる言葉。【例文1】取り立て屋が言質を取って追い込む。【例文2】タクシーのドライブレコーダーが言質を取る。【例文3】トラブル回避のため言質を取る。 言質を取るをテーマにした記事 自分…

牽強付(附)会

【漢字】牽強付(附)会【読み】けんきょうふかい【意味】牛にひもを付けて強引に引っ張ることから、自分都合のいいように強引に理屈をつける。【例文1】彼の牽強付会な言動はいつもの事だ。【例文2】上司の発言は牽強付会だ。【例文3】牽強付会な意見に…

言語に絶する

【漢字】言語に絶する【読み】げんごにぜっする【意味】言葉では言い表せない程の状況。【例文1】空き巣に金品を盗まれ言語に絶する。【例文2】災害地は想像よりも遥かに言語に絶する。【例文3】ストーカーにつけ回され言語に絶する。 言語に絶するをテー…

喧嘩両成敗

【漢字】喧嘩両成敗【読み】けんかりょうせいばい【意味】理由に関係なく、喧嘩した両者に罰を与える。【例文1】先に手を出したのはあいつだ。喧嘩両成敗は納得いかない。【例文2】殴り合いに喧嘩両成敗は通用しない。【例文3】酒に酔って喧嘩両成敗の扱…

芸は身の仇

【漢字】芸は身の仇【読み】げいはみのあだ【意味】覚えたての芸に夢中になり本業がおろそかになる。【例文1】芸は身の仇にならないように習い事と勉学を両立させる。【例文2】副業を始めて芸は身の仇となる。【例文3】大学生がバイトばかりしていては芸…

犬猿の仲

【漢字】犬猿の仲【読み】けんえんのなか【意味】犬と猿のように非常に仲が悪いこと。【例文1】あの2人は犬猿の仲だから、同じグループにしたらまとまらないよ。【例文2】気の強い者同士で犬猿の仲だ。【例文3】昔から犬猿の仲だ。 犬猿の仲をテーマにし…

怪我の功名

【漢字】怪我の功名【読み】けがのこうみょう【意味】失敗や間違いが意外にも良い結果になる。【例文1】彼氏にフラれて落ち込んだけど、もっと良い人に巡り会えて怪我の功名に感謝。【例文2】バイク事故で入院して素敵な看護師と出会った。まさに怪我の功…

芸は身を助ける

【漢字】芸は身を助ける【読み】げいはみをたすける【意味】身に付けた知識や芸が生活に困った時の収入源になること。【例文1】小学生の頃から10年間ピアノを習っていた。結婚して専業主婦になっていたが、ピアノ教室を開いて芸は身を助ける。【例文2】…

下駄を預ける

【漢字】下駄を預ける【読み】げたをあずける【意味】下駄を預けると動けなくなることから、相手に物事の処理や責任を任せるという意味。【例文1】下駄を預けたばかりに、行き違いが生じた。【例文2】この企画は君に下駄を預けた。【例文3】部下に下駄を…

けりを付ける

【漢字】けりを付ける【読み】けりをつける【意味】ようやくもめ事に決着が付く。【例文1】離婚問題にけりを付ける。【例文2】未解決事件にけりを付ける。【例文3】財産分与にけりを付ける。 けりを付けるをテーマにした記事 蹴りつけて、けりを付けるも…

月下氷人

【漢字】月下氷人【読み】げっかひょうじん【意味】結婚の仲立ちをする人。媒酌人。【例文1】近年、結婚式は月下氷人を立てないスタイルだ。【例文2】今どき、月下氷人は要らない。【例文3】月下氷人を立てない略式が主流。 月下氷人をテーマにした記事 …

煙に巻く

【漢字】煙に巻く【読み】けむにまく【意味】相手の質問などうまくかわしたり、曖昧にごまかす。【例文1】セールスマンがしつこかったので、嘘ついて煙に巻いて逃げる。【例文2】スキャンダル報道人を煙に巻く。【例文3】パパラッチを煙に巻く。 煙に巻く…

逆鱗に触れる

【漢字】逆鱗に触れる【読み】げきりんにふれる【意味】龍のあごの下には逆さにはえた鱗があり、それを人が触れると激しく怒り、殺してしまうという伝説から、年長者からひどく怒られること。【例文1】部活をサボって監督の逆鱗に触れる。【例文2】連絡も…

檄を飛ばす

【漢字】檄を飛ばす【読み】げきをとばす【意味】活気づけの言葉に多用されがちだが、本来の意味は自分の主張を多くの人に知らせて、同意を求める意味。【例文1】檄を飛ばして権利を得る。【例文2】強引に住民の檄を飛ばす。【例文3】地位を利用して檄を…

蛍雪の功

【漢字】蛍雪の功【読み】けいせつのこう【意味】貧しく蛍の光と雪の明かりで勉強する中国の昔話から、苦労して勉学に励むこと。【例文1】塾にも行けず蛍雪の功で進学校に合格した。【例文2】蛍雪の功だったが、医学部を出て出世した。【例文3】蛍雪の功…

敬して遠ざける

【漢字】敬して遠ざける【読み】けいしてとおざける【意味】尊敬しているような態度はとるが、実は疎ましく遠ざかりたい気持ちをいう。【例文1】課長はいつも自慢話しかしないので敬して遠ざける。【例文2】上司の孫の自慢話に敬して遠ざける。【例文3】…

軽挙妄動

【漢字】軽挙妄動【読み】けいきょもうどう【意味】軽はずみで深く考えない行動。【例文1】バスツアーでの遅刻など軽挙妄動は他の乗客にも迷惑がかかる。【例文2】彼の軽挙妄動の言動を正す。【例文3】軽挙妄動が遅延の原因だ。 軽挙妄動をテーマにした記…

芸がない

【漢字】芸がない【読み】げいがない【意味】人と同じで面白みがない。つまらない。【例文1】係長の忘年会の余興は毎回ワンパターンで芸がない。【例文2】芸がないからいつまでもブレイクできない。【例文3】ネタが似すぎて芸がない。 芸がないをテーマに…

鶏口となるも牛後となるなかれ

【漢字】鶏口となるも牛後となるなかれ【読み】けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ【意味】大きい団体の下で使われるより小さい団体で1番になるのがいい。【例文1】35歳で鶏口となるも牛後となるなかれという転職の決断をした。【例文2】人付き合い…