口をつぐむ

【漢字】口をつぐむ
【読み】くちをつぐむ
【意味】何があっても口に出さない。都合が悪くなって黙り込む。
【例文1】彼は自分の間違いに気付いて口をつぐむ。
【例文2】都合が悪くなると口をつぐむ。
【例文3】容疑者が口をつぐむ。

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口をつぐむしかない状況

口は災いの元、と言いますが、何気ない一言が相手の癇に障り、戒められるような言葉を言われることがあります。
今までの私は悪気がない上で、思ったことをすぐに口に出す方でした。

多くの人が笑って許してくれる寛大な感じだったのですが、中には気難しい人もいて、その発言がカチンとくるようでした。

カチンとくる人は年上の男性が多く、私が年下で生意気な口を叩く女性だと思われていたようです。
私はそういう反応が返ってくるとは思わずに、思わず口をつぐんでしまいました。

口をつぐみながらも、何か釈然としないモヤモヤとした気持ちがありました。
大声で怒鳴る高齢の男性は特に、それ以上は関わりたくないと思ってしまいます。

何度かそういったことがあると、それがトラウマとなってしまい、今でもその年代の高齢の男性を見ると、避けてしまうようになってしまいました。
中には温厚な優しい人もいるのでしょうが、なかなかその年代の人たちと会話をするには勇気が要ります。

相手の顔色を見ながら会話をするようになり、精神的にかなり疲れてしまいます。
相手の反応をすぐに察して、余計なことを言わないようにしています。

それを続けているうちに、習慣的にいつのまにか口をつぐむようになっていました。