「大見得を切る」とは、自信満々で力強い態度を見せるという意味の慣用句です。
意味
- 自信のあることを強調するために、大げさな言動をとる。
- 自分の能力や成果を誇示する。
- 威圧的な態度で相手を圧倒しようとする。
由来
- 歌舞伎で、役者が特に際立った見得の所作をすることから。
- 見得は、役者の演技のクライマックスで、観客に強い印象を与えるために用いられる。
類義語
- 威張る
- 誇示する
- 自慢する
- 権威を示す
- 幅を利かせる
例文
- 彼はいつも大見得を切って、自分の能力を自慢する。
- 彼女は社長の前で、大見得を切って成果をアピールした。
- 彼は大見得を切ってはいるが、実際は何もできない。
使い方
「大見得を切る」は、自信満々で力強い態度を表現する時に使われます。
例文
- 彼は大見得を切って、難解な問題を解決してみせた。
- 彼女はプレゼンで堂々と大見得を切って、聴衆を圧倒した。
- 彼は大見得を切ってはいるが、実際は失敗続きだ。
注意点
「大見得を切る」は、自信過剰や虚栄心といったネガティブな印象を与える場合があります。
相手を不快にさせないように注意が必要です。
英語表現
- act confident
- boast
- brag
- show off
- strut around
その他
「大見得を切る」は、人間の自信を表現する言葉です。
自信は大切ですが、謙虚さを忘れないことも重要です。