鼻であしらう

【漢字】鼻であしらう
【読み】はなであしらう
【意味】フッと軽く鼻息で馬鹿にする。
【例文1】そんなことも知らないのかと鼻であしらう。
【例文2】後輩の意見を鼻であしらう。
【例文3】年収を聞いて鼻であしらう。

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鼻であしらうとろくなことはありません

鼻であしらうという言葉はよく耳にするものであると思います。
意味としては、相手の言葉にとりあおうとせず、冷淡に扱うという内容です。
例えば、新入社員が上司に対して説明や打診をしたところ、鼻であしらわれるということがよくあります。
このように、鼻であしらう人は自分の考え方が絶対であるという考えの持ち主であることが多いです。
つまり、自分の意見と違うと、相手の言葉は受け流す一方で、その意見を否定的な考えでものを言ってくる場合が多く、聞く耳を持ってくれません。
ただ、私はこのような鼻であしらう方には、ろくなことが起こらないと思います。
例えば、こちらが一生懸命助言をしているのに、上司に鼻であしらわれ、やがてその鼻であしらった上司に不幸が失敗が降りかかるということは、実際に体験したことがあるのではないかと思います。
また、具体的にパイロットの世界においても、機長の意見が絶対で、副操縦士が助言したことを鼻であしらった結果、実際に人的な被害を発生させてしまったこともあるようです。
このように、助言や相手のことを思って言われた意見については、きちんと聞く耳を持ち、理解をしていくことは重要ですし、成功への近道であると思います。

鼻であしらう人がいる

同僚に、何かあれば寄ってきて、自分の仕事にあれこれ注文を付けたり、指摘したり、意見を言ったり、時には否定したりする人がいます。時にはそのような対応をとってもいいのですが、あまり度を過ぎるとこちらもあいてがしつこい存在になり、腹が立ってきます。あるとき、自分が在庫整理している時に、それは違うと難癖を付けてきたので、ありがとう。じゃあねと鼻であしらってやりました。普通ならそれで相手にされていないと気づくのが当たり前ですが、彼は単細胞というか、天然というか全然懲りないのです。また違う仕事をしていると、何してるのと近寄ってきます。腹立たしく思いながらも、このお節介と思いながらも、あー疲れた。珈琲でも飲もうかなと言って軽くあしらってやりました。私だけではなくて、違う職員も気づいていて、とても嫌な感じと言っています。私生活でも、お山の大将みたいな感じで、今日は家で鍋をするから食べに来ないと誘ってきます。日頃の態度を見ていますから、絶対に行きたくありません。丁度約束があるからねとまたまた、軽くあしらってやりました。こんなふうに彼も可哀想な存在です。まわりの人から常に軽くあしらわれてあるのですから。とんでもない彼です。