手が掛かる

【漢字】手が掛かる
【読み】てがかかる
【意味】人の手助けが必要だという意味。
【例文1】子育ては手が掛かるものだ。
【例文2】子ども達が成人して手が掛らなくなって楽になった。
【例文3】下の子は手が掛からないお利口な子だった。

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「手が掛かる」と「手を掛ける」

手が掛かる、ということばでまず思い浮かぶのは自分の子どものこと、そういう人、とても多いのではないでしょうか。

「手が掛かる」とは、「ほかの人の手助けが必要で、面倒である状態の事」。類義語で、「手が焼ける」、「手間がかかる」などがあります。

「も~、あなたは本当に手が掛かるわね」なんて言葉、子どもに何気に言っていませんか?
子どもの立場になってみたら、そんなこと頼んでないし、なんでも思い通りにしたいだけでしょ?って気持ちになるし、そもそも子どもは多少の違いはあれ、手が掛かるのは当然の事なのですから。
その言葉を繰り返すことで、子どもの自己肯定感が低下したり、新しい事にチャレンジする冒険心もつぶしてしまう事にもなりかねません。

私自身も、自分の子どもに行ってしまう時、確かにあります。
例えば同じ失敗を何度もして、その後始末を親がする必要になる時。何をするにも親の後押しが必要で、ちょっとは自分で考えて失敗してやってみたら?とイライラする時。
でもね?ちょっと考えてみてください。
「手が掛かる」という言葉。見方を変えると「手を掛ける」です。そういう言い方をすると、途端にいい印象の言葉に感じてきませんか?