「らっぱを吹く」とは、大げさに言う、ほらを吹くという意味の慣用句

「らっぱを吹く」とは、大げさに言う、ほらを吹くという意味の慣用句です。

  1. 実際にラッパを演奏する

金管楽器であるラッパに息を吹き込み、音階やメロディーを演奏することです。

  • 運動会の応援でラッパを吹く
  • 軍隊で起床ラッパを吹く
  • ファンファーレを吹く
  1. 大げさに言う、ほらを吹く

実際に吹いていないのに、あたかも吹いているように大げさに振る舞うことから、根拠のない話や大げさな話を吹聴することを意味します。

  • 彼はいつも自分の武勇伝をラッパを吹いて話す
  • まだ何も決まっていないのに、昇進の話ばかりラッパを吹く
  • 彼はいつもできないことをラッパを吹いて、周りを困らせる

例文

  • 運動会の徒競走で、彼がゴールテープを切ったとき、応援団がラッパを吹いた。
  • 新入社員が、前職での経験をラッパを吹いて話していた。
  • 彼はいつも自分の才能をラッパを吹くが、実際には何もできない。

類義語

    1. 演奏する、吹奏する、鳴らす
    1. 大言壮語する、ほらを吹く、誇張する

対義語

    1. 黙る、静かにする
    1. 謙遜する、控えめに話す

注意点

  • 2の意味で使う場合は、相手を不快にさせる可能性があるので注意が必要です。

補足

  • ラッパは、遠くまで音が届くことから、情報を伝えたり、人々を集めたりするのに使われてきました。
  • ラッパの音は、力強く、威勢の良いイメージがあります。

参考URL:
らっぱを吹く | ルーツでなるほど慣用句辞典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス