脇目も振らず

【漢字】脇目も振らず
【読み】わきめもふらず
【意味】物事に集中する。熱心になる。
【例文1】両親は脇目も振らず、一生懸命働いてきた。
【例文2】脇目も振らず、受験勉強に励む。
【例文3】脇目も振らず、ひらすら歩く。

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脇目を振らずはやめようと思います

脇目も振らずという言葉は私に最も当てはまる言葉だなと感じます。何か一つのことに夢中になると他のことは考えることはやめて、そのことばかりを考えてしまうのです。
例えば40代のころにはシーカヤックに夢中になり、平日でも仕事が空くお昼からの時間帯にシーカヤックに乗って無人島へ行くという日々が2年ほど続きました。また山登りを始めた当初は週2回ほど登山に行くことが当たり前になり、図書館で山関係の本を5冊ほど借りてきて毎日山のことばかりを考えていました。また普通の仕事の時でも、何かトラブルがあるとそれにかかりっきりになり、普通の業務ができなかったという苦い思い出があります。
脇目を振らずという言葉は熱中するという意味ばかりに使われているように感じますが、私の場合は熱中しすぎて周りのことが見えない、または周りのことを考えることができないという状況に陥る言葉です。本来ならば何かに一生懸命になったとしても脇目を振って、周りの状況を慎重に確かめて、周りの人のことを考えて慎重に行動することが一番です。
私はこれから脇目を振らずは少し遠慮して、脇目をふりながら生きていきたいと思います。熱中することは素晴らしいですが、人に迷惑をかけたり本来の業務ができなかったりするのはよくありませんから・・・。

脇目も振らずに目標に向かって進む様は目を見張ります

脇目も振らず、という言葉は様々な場面で使っていると思います。
意味としては、他のことを気にせずに一つのことに熱心に取り組むさまを言います。
もう少し言葉をわかりやすくすると、一目散に、とか、まっしぐらに、一直線に、という表現もできます。
これからの季節、夏の高校野球の予選が始まります。
高校球児は甲子園出場にむけて、脇目も振らずに練習をしています。
私もかつては甲子園に向けて、高校時代は練習に励みました。
あの頃は、毎日練習していた気がします。
朝は5時から始業前まで朝練、授業を終えて20時頃まで練習、帰宅後は宿題をして、30分の素振りという毎日。
勉強も少しおろそかになったところもありますが、他の遊びなどには全く気にせず、まさに脇目も振らずに練習に励んでいました。
毎年この時期になると、かつて練習に励んでいた姿を思い出します。
私の息子たちも今少年野球チームに入り、練習をしています。
将来はプロ野球選手になると言っており、非常に楽しみではあります。
ただ、プロ野球の選手になるには相当な努力が必要であることも息子たちには教えています。
ゲームやテレビばかり見ているのではなく、野球に対して脇目も振らず練習に励んでほしいです。

脇目も振らずに目の前のことに没頭する

私の周りでも仕事ができる人が何人かいます。
そういう人の仕事ぶりを見てみると、すさまじい集中力で作業をやっています。

まさに脇目も振らずに目の前のことだけを真剣に取り組む姿勢は、見ている私も見習うべきことだと感じました。

自分は集中力がないことを棚に上げて、周りの環境のせいにしてしまっていることは意外と多いのかもしれません。
仕事ができる人はどんな環境でも、すぐに自分のやるべきことに集中することができます。

私も脇目も振らずに物事に集中できるようになれば、今よりももっと仕事の成果を上げることができると思います。
しかし、どうしても周りや他のことに意識が行ってしまい、目の前のことに集中できなくなってしまいます。

訓練次第で脇目も振らずに作業ができるようになるのかもしれません。
自分が好きなことに熱中している時は、確かに脇目も振らずに作業をやっているかもしれません。

気が付くと何時間も経っていて、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
周りの余計なことが気にならなくなれば、その分無駄な精神的ストレスも受けなくて済むようになるのでしょう。

私も好きなことに没頭する時と同じように、仕事でも集中して仕事ができるようになりたいと思っています。