「舌を巻く」とは、 驚くほどおいしい料理を食べたときに使う表現。
- 驚くほどおいしい料理を食べたとき
あまりにもおいしいと感じたときに、思わず舌を巻いてしまう様子から、非常に美味な料理を表現する慣用句として使われます。
- 例文:
- あの店のステーキは絶品だ。一口食べると、思わず舌を巻いた。
- 祖母の手料理はどれも舌を巻く美味しさだ。
- 非常に難しい言葉や早口言葉などを発音しようとしたとき
舌をうまく動かすことができないため、言葉を発するのが難しくなる様子から、難解な言葉や早口言葉などをうまく発音できないことを表現する慣用句として使われます。
- 例文:
- 外国語の早口言葉は、舌を巻いてしまうほど難しい。
- あの演説は専門用語が多くて、舌を巻いて聞き取れなかった。
「舌を巻く」の類義語
「舌を巻く」の類義語には、以下のようなものがあります。
- 舌鼓を打つ
- 舌が肥える
- 舌がとろける
- 舌なめずりをする
- 舌を切る
これらの類義語は、すべて「舌」と「美味しさ」や「難しさ」を関連付けて表現しています。
「舌を巻く」の英語表現
「舌を巻く」の英語表現は、状況によって異なりますが、以下のようなものがあります。
- 美味しさについて
- be delicious enough to make your tongue curl
- be so good it makes your tongue roll back in your head
- 難しさについて
- be too difficult to pronounce
- be a tongue-twister
まとめ
「舌を巻く」は、二つの異なる意味を持つ慣用句です。どちらの意味で使われているかは、文脈から判断する必要があります。