きまりが悪い

【漢字】きまりが悪い
【読み】きまりがわるい
【意味】相手に合わせる顔がない。
【例文1】上司の誘いを断って彼女とデート中、上司と遭遇して決まりが悪い。
【例文2】嘘をついてきまりが悪い。
【例文3】名前を間違えて決まりが悪い。

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きまりが悪い出来事は日常生活でたまに起こります

きまりが悪いというのは「他に対して面目が立たない。恥ずかしい。」という意味なので、日常生活においていくつかあります。例えば道で知らない人に会ったときに、声をかけられたものだと思って笑顔で返事すると、実は後ろの人だったということがありますが、こうしたとききまりが悪くて恥ずかしい思いをします。他にも先日、マンションのベランダに上の階の住民の洗濯物が落ちてきて、手すりにかかっていました。きまりが悪そうにうちに訪れて洗濯物を取って欲しいと言ってきたことがあります。お礼にリンゴを3つもらいましたが、もらったこっちもそれぐらいのことでお礼を言われて、きまりが悪い思いをしました。勘違いして怒ったときもきまりが悪いことがあります。自分がした事なのにそれを忘れて、その人に対して怒ってしまうと、あとで気がついて謝りたくても恥ずかしいので知らないふりをすることがありますが、そうしたとききまりが悪くなります。子どもに説教したあとでも、自分が同じ過ちをして子どもに笑われてしまうことがあって、きまりが悪いと実感することもありました。ばつが悪いという表現にも似ていますが、きまりが悪いのはそれより少し軽い表現なのではないかと思います。

きまりが悪い割り込み女

電車での話。
わたしがよく利用する駅はとても利用客が多く、電車に乗るのもかなりの行列です。
ホームにはいつでも人が溢れていて、まあ、割り込みたい気持ちもわからなくはありません。
その日は特にホームに人が溢れていました。
電車から降りる人、電車に乗る人、次の電車を待つ人などでごった返しており、ちょうどラッシュ時だったのでいつもの地獄絵図でした。
そこで、来た電車に乗ろうとわたしは先頭で電車を待っており、電車がホームに停車したので開くドアの横の方で電車に乗るのを待っていた時のこと。
その電車から降りる人たちに紛れながら乗る人の列を無視して電車に乗り込む人がいるではありませんか。
20代後半ぐらいの女性でした。OLさんでしょうか。
平然と乗り、自分のお気に入りの席に座って、音楽などたしなんでいます。
わあ・・・まあ気持ちはわからなくもないけど、座りたいなら(始発なので)次の電車まで見送ればいいのに・・・
と思っていると、その割り込み女がキョロキョロ。どうやらこの電車がどこに行くのか確認をしていなかったようで、たくさんの人が電車に乗り込んでおり、確認をするのは困難です。
「きゃー間違えた!これじゃねえわ!」などとイヤホンをしたまま大声でわめき、割り込んでまで座れたお気に入りの席を立ち、周りの乗客に注目されながらきまりが悪い様子で去っていきました。
悪いことは出来ないものですね。