功を奏する

【漢字】功を奏する
【読み】こうをそうする
【意味】成功する。効果が出る。
【例文1】毎日の練習が功を奏する。
【例文2】留学経験が功を奏する。
【例文3】ダイエットの成果が功を奏する。

功を奏するをテーマにした記事

大学に功を奏して合格する。

東京のある国立大学を目指していました。模擬試験では毎回、合格圏内に達することが出来ませんでした。高校最後の夏休みに一日ご飯とトイレ以外は勉強することを自分に課しました。今まで生きてきた中でこの夏休みほど勉強を頑張ったことはありませんでした。特に数学が苦手だったので、集中的に計画的に勉強をしました。そして夏休み明けの模擬試験では数学の点数が上がり、偏差値も上昇し始めました。後もう少しで安全圏内です。学校が始まり私は朝早く起きて徹底的に赤本で希望する大学の過去問を解きまくりました。そうすると、出題傾向もつかんできました。お盆も、クリスマスも、正月もなく頑張りました。それが功を奏したのか受験当日は不安もなく受験に挑むことができました。これだけ勉強したのだから悔いはなし、そして合格発表の日にどうにか合格を手にすることができました。辛い勉強は今社会に出て、大きなことに直面しても動じない精神力として役立っています。これからの人生は受験よりも辛いことがあるかと考えます。人生とは甘いものでは決してないと思います。人生の終盤にさしかかったときにあの時は努力した。それが功を奏したのか、思った人生を歩むことができたと思えるようにこれからも頑張っていきたいと思います。

「功を奏した」に関する過去の思い出話しについて

私は小学生の頃、成績はクラスの中でも下位の方でした。それを見兼ねた両親が、「公文式」を習うよう勧めてきました。私は親のいう通りに、公文式で英語・算数・国語を習いました。最初の頃はなかなか回答できず、ミスばかりしていましたが、1年も習い続けると自分なりのペースも掴み、公文式の先生から出された宿題もこなせるようになってきました。公文式の特徴は、学年に関係なく自分の努力次第で、自分の学年以上の項目について学習できるという点です。例えば、私の場合、小学4年生の時点で中学2年生が習う算数を勉強していました。常に予習をしているような感覚でした。それが功を奏したのか、徐々に成績も伸び始め、小学校高学年から中学生にかけて成績はクラスで1番か2番にまで上げることができました。中学三年生の受験シーズンになって、進路選択をする際に、その時の担任の先生から「今の君の成績をもう少し伸ばせば、その地域で一番偏差値の高い進学校に行けるかもしれない」と言われました。それを聞いた瞬間から、その高校への入学を目標として、必死に勉強しました。塾にも通い始め、毎日0時まで勉強していました。休みの日は食事と入浴以外、全て受験勉強に時間を割きました。それが功を奏したのか、無事に第一志望の、学校に入学することができました。その時は感極まって、「努力すれば報われる」ということを痛感したと同時に、今まで応援してくれた両親に感謝の気持ちでいっぱいになりました。