下手の長談義

【漢字】下手の長談義
【読み】へたのながだんぎ
【意味】話しが下手な人ほどダラダラ長話しをする。
【例文1】下手の長談義に付き合うほど暇じゃない。
【例文2】下手の長談義すぎて要点がわかりづらい。
【例文3】上司の朝礼が下手の長談義だ。

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校長先生の長話は、実社会での「下手の長談義」に耐性をつけるためだったのか

酔っ払いの戯言であればまだ救いがありますが、一滴も酒が入っていない状態で同じ事を繰り返し長時間にわたって話し続ける人が存在します。
相手に口を挟む間も与えずにクドクドと中身の薄い説法を続けるさまは、呆れるを通り越して残念としか言いようがありません。
そういう人に限って人の話は聞こうともせず、話の途中で止めさせようとすらします。
「話が長いです。用件を簡潔にまとめて下さい」と言えればよいのですが、そういう相手に限って社会的地位が自分より上なので始末に終えません。


思い起こせば、朝の全校集会や催し物の挨拶などで校長先生が長話をすることは、理不尽な社会に対する免疫を付けさせる為だったのではないでしょうか。
学校に通っている間は一般社会とは隔絶した環境におかれます。
ある意味、社会の様々な害悪から保護されている状態といっても過言ではないでしょう。
唯一、学校に存在する大人の社会人は教師たちです。
教師といえども人間なので、教師の自覚や相手が子どもという事を徹頭徹尾に意識し続けるのは無理です。
理性的な指導から懸け離れた、個人の心理が浮き彫りにされた言葉が延々と流れ出る状況も稀に存在します。
人間だもの、愚痴の一つも言いたくなる事がありますよ。
朝の出来事で教師が激怒、延々と同じことを繰り返し追及する説教が昼まで続き一日中正座させられた経験なんて今なら社会的に問題になるでしょうね。
ブラック企業どころか普通に企業でも、長談義ならぬ長説教が普通にありそうで怖いです。