馬の耳に念仏

【漢字】馬の耳に念仏
【読み】うまのみみにねんぶつ
【意味】馬に念仏を唱えても価値がわからないことから、相手に何を言っても全く聞かない、価値がわからないという意味。
【例文1】彼にブランド品を見せても馬の耳に念仏だ。
【例文2】馬の耳に念仏で世の中を知らない。
【例文3】頑固で馬の耳に念仏だ。

馬の耳に念仏をテーマにした記事

馬の耳に念仏のような態度は避けたい

世の中には馬の耳に念仏のように、まったく人の意見に耳を貸さない人もいます。
私は今までいろいろな職場の人と関わってきて、馬の耳に念仏のような人を何度か見てきました。

中には表面上は上手くこちらの話に合わせていても、その場しのぎで、結局何もしていない人もいました。
また、本当に馬の耳に念仏の人もいて、言っていることが全く理解できていないという人もいました。

初めから聞く耳を持たないのかもしれませんし、聞いても仕方がないと思っているのかもしれません。
年を取ると頑固になっていくと言いますが、やはりそうなのかもしれません。

そのため、逆にあの人に何を言っても無視されるか反論されるだけだから、最初から何も言わないで見過ごしてしまうという人もいます。

それが続くと、一種の裸の王様のような状態になってしまうのではないかと思います。
それはそれで問題があると思いますし、自分はできればそうはなりたくないものです。

何でもかんでもイエスマンでも困りますが、やはり相手と意見が食い違っていたとしても、年齢や性別に関係なく、相手の言い分を効くことが大切だと思います。

初めから頭ごなしにこちらの意見を否定してくるような人もいます。
昔はそれで世の中が通ったのかもしれませんが、これからはそうはいかなくなると思います。

馬の耳に念仏な社員

わたしの後ろの席の男性はいつも怒られています。
何度も同じミスをしてしまうようで、毎回同じようなことで怒られています。しかも派遣さんに。
その度に彼はいつも「あれ~?」「おかしいな~」と言っていて後ろで聞いていてもイライラします。
派遣さん・・・お察しします。
その派遣さんはとにかく仕事ができる方でミスが多いその彼に毎度「同じミスをしないようにメモに取っておいてください」と馬の耳に念仏のようにアドバイスしているのですが、一向にそのミスは改善されません。
彼はメモをしてこうなのか、メモをしていないのか気になるところではありますが、違うシマの方々なのでそこまではわかりません。
とにかくそのミスターミスはミスが多いくせにいつもふらふらと社内を徘徊しており、あちこちで誰かと談笑しています。
コピーを取る回数も非常に多く、シュレッダーも多く活用していて、いつも目に余るほどうろうろしています。
大変そうだなぁ~と思ってはいたのですが、遂にその彼のミスがわたしたちの業務にまで影響を及ぼすという最悪の事態が訪れてしまいます。
彼のチェックミス、伝達ミスから大きな事態を招いてしまったのに彼は一言も謝罪せず、「ちょっと僕にはわからないから一旦整理させてください」と言ったきりまたいつもの徘徊。翌日は有給を取られていました。