はかが行く

【漢字】はかが行く
【読み】はかがゆく
【意味】効率がよく順調に進むこと。
【例文】口うるさい上司が休みなで、はかが行ってかえって仕事がはかどる。
【例文】昼寝をしたら、はかが行く。

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あまり耳慣れない「はかが行く」とは?

「はかが行く」とは日常会話はあまり出て来ない言葉でもあります。

「捗が行く」とも書くことができます。漢字を見るとなんとなく意味が分かる方もいるかもしれません。意味は仕事の進み方が早くなって効率が良くなる事です。反対語は「はかが行かない」となり「仕事が進まない」という意味で覚えやすいので一緒に覚えておくと良いでしょう。また、この言葉は平安時代から中央語(京都語)として使われていたとわかっています。思っているよりも古くから使われている事がわかります。この言葉が変化して行って江戸時代からは「はかどる」と使われる様になりました。現代では此方の方がなじみ深いですよね。また「はかが行く」という言葉が日本各地に広がって方言としても残っています。

例えば「はかいく(=捗る)」「はかいかねえ(=はかどらない)」日本語の成り立ちや変化して行って方言が出来たというのがよくわかる言葉ではないでしょうか。応用としては「はかばかしい」の「はか」も同じ言葉です。順調に進んでいる様子を表す言葉です。そして想像出来る様に「はかばかしくない」が反対語となります。このように似た言葉の意味を拾って行くと聞き慣れない言葉でも覚えやすいのでお勧め致します。