掃き溜めに鶴

【漢字】掃き溜めに鶴
【読み】はきだめにつる
【意味】掃除してゴミを溜める所に鶴がいるということは、みすぼらしい所に美しいものがあるという意味。ゴミを溜める所と鶴を比較対象にしているが、この場合は美しい鶴を引き立たせるためで鶴を重視する。
【例文1】彼女は美人で目立つから、掃き溜めに鶴で遠くにいてもすぐ見つけることができる。
【例文2】男子寮では寮母さんでも掃き溜めに鶴だ。
【例文3】男子ばかりの現場ではブスでも掃き溜めに鶴に見える。

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掃き溜めに鶴かと思いきや

畑に囲まれた田舎の小学校に通っていた時です。あまり生徒数も多くなく生まれた時から知っている友達ばかりで時折喧嘩もしましたが、友達と遊ぶ以外に娯楽がなくすぐに仲直りしてしまうほど仲がよかったです。そんな時、一人の転校生が来ました。都会出身のとても垢抜けた子です。親の仕事の都合での引っ越しだったらしく本人は最初不機嫌な様子でしたが、とても可愛らしかったのを覚えています。同じクラスの坊主頭の男子が「まさに掃き溜めの鶴」と囁きました。
当時クラスで諺の本を使ったクイズが流行っていたためにその本を思い出しての発言だと思います。正直、おしゃれなど二の次にしていた田舎臭い女子たちですが、掃き溜めってゴミ箱じゃないかとさすがに坊主頭に青筋を立てました。しかしその可愛らしい少女も次第に居なくなってしまいました。数年と暮らすうちにレースのついたブラウスがTシャツに、フワフワのスカートがハーフパンツになって肩以上にあった髪もショートカットになり草っぱらや畑を走り回るようになり田舎に染まってしまいました。大人しげの印象は最初だけで快活な女性になり、連絡を取ると男子3人の肝っ玉母さんになってしまいました。鶴が田舎に染まるのを思い出すと懐かしくなります。

掃き溜めに鶴について解説

ことわざ辞典などで掃き溜めに鶴という言葉を見たことが有るでしょうか。こういう故事が有るのですが、言葉どおりゴミが散らかっているような掃き溜めに鶴が舞い降りるというシチュエーションが元です。そこから、つまらないところに際立って優れたものが現れた様子やあたりに似合わないほど一人が勝っていることなどの例えに使用されます。辺鄙な田舎にハリウッドスターが現れたなら、この言葉を使っても良いでしょう。要は、その場において違和感を感じるものがそこにあれば、掃き溜めに鶴です。しかしこの言葉は鶴に当てはまる対象と掃き溜めに当てはまる対象に格差を生じさせますから、使うタイミングには注意が必要です。類義語に、芥溜めに鶴、天水桶に竜があります。使われるならば勿論鶴側でありたいものです。もしこの言葉を周りに人が沢山いるときに使うなら、あまり大きな声では話さないことです。先ほど注意が必要だといった理由になるのですが、際立った者以外の人々が、掃き溜め扱いされたことに憤慨し気分を著しく損ねてしまうからです。独り言のようにボソッと使うのがちょうど良いでしょう。こういう故事成語をスラッと口にできる教養は身につけておいて損はないので学ぶに越したことはありません。

」で始まる言葉一覧

2554肺腑を衝く 2318半畳を入れる 2270針の穴から天をのぞく 2261張り子の虎 2286歯を食い縛る 2207腹を抱える 2310半死半生 2358話半分 2302万事休す 2333パンドラの箱 2225腹を決める 2243腹を割る 2252波瀾(乱)万丈 2366鼻つまみ 2350畑違い 2342裸一貫 2216腹を固める 2278針のむしろ 2234腹を探る 2294反旗を翻す 2326半信半疑 2094腹が立つ 2047波紋を投げる 2023幅を利かせる 2143腹の皮がよじれる 2107腹が減っては戦ができぬ 2167腹八分に医者いらず 2198腸が煮えくり返る 2131腹に据えかねる 2009歯の根が合わない 2059早起きは三文の徳 2071腹が黒い 2035羽目を外す 2083腹が据わる 2155腹の虫が治まらない 2178腹も身の内 2119腹に一物 1997歯の抜けたよう 1968歯に衣着せぬ 1823鼻の下が長い 1806鼻に付く 1922鼻を明かす 1953花を持たせる 1938鼻を突く< 1883花も実もある 1860鼻持ちならない 1839花道を飾る 1904花より団子 1983羽を伸ばす 1752鼻で笑う 1770花に嵐 1788鼻に掛ける 1734鼻であしらう 1716鼻っ柱をへし折る 1433八方塞がり 1530鼻息をうかがう 1483鳩が豆鉄砲を食ったよう 1507鼻息が荒い 1698鼻っ柱が強い 1594話上手は聞き上手 1678話を付ける 1552鼻が高い 1407八方美人 1459破天荒 1573話が弾む 1636話に花が咲く 1657話の腰を折る 1615話にならない 1353這っても黒豆 1295八面六臂 1380発破をかける 1205バスに乗り遅れる 1235破竹の勢い 1265蜂の巣をつついたよう 1325ばつが悪い 1112馬耳東風 1144箸にも棒にも掛からない 1175恥の上塗り 913白髪三千丈 1014博覧強記 1080化けの皮がはがれる 981薄氷を踏む 1047薄利多売 947白眉 693白紙に戻す 732白砂青松 654白眼視 616箔が付く 770拍車を掛ける 878伯仲 842拍手喝采 201はかが行く 245場数を踏む 577馬脚を露す 288歯が立たない 537掃き溜めに鶴 331馬鹿とはさみは使いよう 496歯ぎしりをする 371馬鹿に付ける薬はない 414馬鹿の一つ覚え 157歯が浮く 69背水の陣 25敗軍の将は兵を語らず 113這えば立て、立てば歩めの親心