出しに使う

【漢字】出しに使う
【読み】だしにつかう
【意味】他人を利用して利益を得る。
【例文1】子どもを出しに使い芸能人のサインをもらう。
【例文2】同期を出しに使って出世する。
【例文3】卑怯な手口で出しに使う。

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誰かを出しに使うと痛い目を見る

自分の利益のためだけに、誰かを出しに使う人に出会ったことがある人もいるでしょう。そういう人は学校や会社、どこにだっています。しかしそういう人は、特定の1人だけではなく、複数人を利用している可能性があるのではないでしょうか。なぜかというと、誰か1人だけではなくて何人かを使った方が、より利益を得やすいと考えられるためです。

ですがそういう人は、そのうち周りから見放されていってしまいます。無論どんなに優しい人であっても、その行動原理を突き詰めていけば『自分の利益のため』と言えるかもしれません。しかし誰かを出しに使う人は、その行動原理をわざわざ突き詰めなくても『自分の利益のため』にやっているのが目に見えるわけです。こういう人と一緒にいると、周りはどんどん疲れていってしまいますから、余程の事情がない限りは段々と距離が離れていきます。

もちろん場合によっては、自分の利益のためだけに誰かを出しに使いたくなることもあるかもしれません。そういうときは予め、きちんと相手に断りを入れてから、自分のやってほしいことを頼むのが良いと思います。それで相手が自分の頼みごとを受け入れてくれた場合は、ちゃんと感謝の言葉を述べれば、以降も良い人間関係が築けるのではないでしょうか。