「振り出しに戻る」とは、物事の初めの状態にもどる。出発点にもどること。
読み方: ふりだしにもどる
意味:
- 物事の初めの状態にもどる。出発点にもどる。
- 努力が水の泡となり、元の状態に戻ってしまうことを意味します。
- 具体的な意味としては、以下のようなものが挙げられます。
- ゲームや競技で、最初からやり直す
- 仕事や勉強で、失敗して最初からやり直す
- 人間関係で、誤解や喧嘩によって、元の関係に戻ってしまう
語源:
- すごろくなどのボードゲームで、サイコロの目が出なかった場合、最初のマスに戻ることから派生したと言われています。
類義語:
- 白紙に戻る
- ご破算になる
- やり直しになる
- 初めからやり直す
- 無駄になる
対義語:
- 成功
- 達成
- 完遂
- 目標達成
- 理想の実現
例文:
- ミスが重なり、プロジェクトは振り出しに戻ってしまった。
- 二人の仲は、ちょっとした喧嘩で振り出しに戻ってしまった。
- 彼は、ダイエットに何度も失敗し、振り出しに戻っていた。
補足:
- 「振り出しに戻る」という言葉は、必ずしもネガティブな意味で使われるわけではありません。
- 失敗から学び、やり直すことで、より良い結果を得られる場合もあります。
- しかし、何度も同じ失敗を繰り返している場合は、原因を分析し、改善策を講じることが重要です。
その他
- 「振り出しに戻る」という言葉は、比喩的な意味でも使われます。
- 例えば、「恋愛関係で振り出しに戻る」のように、人間関係の変化を表す場合にも使われます。