角が立つ

【漢字】角が立つ
【読み】かどがたつ
【意味】理屈な言動で人間関係が不仲になる。
【例文1】角が立つ言い方ばかりして孤立する。
【例文2】角が立つ発言で不信感を抱く。
【例文3】嫁姑問題で角が立つ。

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角が立つような発言は慎んで

相手と口論になったとき、感情的になるよりは論理的になった方が、相手よりも優位に立ちやすいでしょう。感情は筋が通らないものですが、論理は筋が通るものです。そのため話の筋がきちんと通っていると、相手は言い返せなくなりがちです。ですがその場で相手より優位に立てたとしても、それ以降相手との関係があまり穏やかではなくなってしまうかもしれません。論理的な言い方にも色々ありますが、角が立つような言い方をしてしまったら、相手との関係が悪くなりがちです。

人間関係というのは難しいものです。充分な信頼関係を築くのには大層な時間がかかるのに、その関係を壊すのは一瞬で出来てしまいますからね。だからこそ口論になってしまったときは、角が立つような言い方はしない方が良いと考えられます。いくら相手を言い負かしたくて、論理的ではあるけど理屈っぽい言い方をしてしまったら、もしその場で口論に決着が着いたとしても、相手からの信頼度は減ってしまうのではないでしょうか。仮にそうした口論が何度も続けば、あるときを境に相手との信頼関係がなくなってしまうかもしれません。

言い方次第で、相手との関係はいかようにでも変わってしまいます。関係が深まることもあれば、壊れてしまうことだってあるということです。だからこそ、せめて角が立つような発言は慎んだ方が良いでしょう。