一家を成す

【漢字】一家を成す
【読み】いっかをなす
【意味】家庭を持って主となる。
【例文1】一家を成して家族を守る。
【例文2】長男が一家を成す。
【例文3】一家を成す責任がある。

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現代で一家を成すことは

この現代で一家を成すこと、つまり家庭を持つことは、大変と言えるかもしれません。もちろん、お互いに結婚したいと考えているカップルであれば、結婚していつかは子どもをもうけることもあるでしょう。ですが現代では、家庭を築くことは昔よりも大変なことのように思えます。

なぜなら近年の会社員の平均年収は、昔よりも低下しているからです。40代の会社員の平均年収ですら、300万円くらいと言われているくらいです。
また子どもの養育費もかなりかかります。約20年近く前であれば、中学受験をする小学生は、クラスに1人いるかいないか程の人数だったのではありませんか。それが今では、学校によってはクラスの10人近くが中学受験をするところもあります。このままでは『中学受験をするのが当たり前』の時代が訪れても、おかしくはないでしょう。中学受験のためには、小学4年生くらいから勉強を始めることが多いですから、塾に3年間通う費用が必要になります。また大学に通わせるとなると、更に費用がかかってくることは想像に難くありません。

子どもを育てることは凄いことですし、それは尊敬に値します。けれど今の時代で子どもを育てるのは、昔よりも大変なことでしょう。