感慨無量

【漢字】感慨無量
【読み】かんがいむりょう
【意味】言葉に表せないくらい心に深く染みる。感無量と言うことが多い。
【例文1】長男が初任給で花と現金をくれたときは感慨無量で涙が出た。
【例文2】娘の結婚式は感慨無量だった。

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子どもの成長に感慨無量!

もともと子どもが好きだとか、どうしても子どもが欲しいという気持ちが薄かったのですが、結婚して夫と暮らし始めてから、この夫と子どもという家族が欲しいという気持ちが強くなりました。結婚が遅かったのもあり、子どもが授かるかどうかというギリギリの年齢だったので、不妊治療のお世話になりました。治療はなかなかうまくいかず、金銭的にも精神的にも結構追い詰められた状態が続きましたが、念願かなって息子を授かる事ができたのです。無事誕生してくれた時には、もう他には何もいらない、この子だけが健康で幸せでいてくれたら、という初めての感情を持ち、誕生してくれたという事実に感慨無量でした。子どもの成長は待ったなし、新生児だと思っていたらあっという間に赤ちゃん、そして乳幼児となり、ハイハイをしたと思ったらつかまり立ちをして、あっという間によちよち歩き。今ならもっとその一瞬一瞬を大切に見届けられるのですが、当時は初めての育児に日々追われていて、感動よりも早く大きくなって!という気持ちが強かったです。そんな息子も小学生になり、ぶかぶかの制服を着てスクールバスに乗り込む所を初めて見た時に、赤ちゃんからの色んな場面が頭の中に一気に押し寄せてきて、もうダメ、涙腺崩壊でした。感慨無量とはこのことだなと思った瞬間でした。まだまだ子育ては続きますが、息子との日々をもっと大切に過ごしていきたいとあらためて思っています。