「金字塔」という言葉は、後世に残る優れた業績という意味

「金字塔」という言葉は、後世に残る優れた業績という意味があります。

  1. ピラミッド

金字塔は、「金」の字形をした塔、すなわちエジプトの砂漠に点在するあの巨大なピラミッドのことを表します。古代エジプトのファラオの墓として建設されたもので、その壮大さから世界遺産にも登録されています。

  1. 後世に残る優れた業績

比喩的な意味としては、後世に長く残るようなすぐれた業績のことを「金字塔」と表現します。例えば、「○○氏は、○○の分野で金字塔を打ち立てた」というように使われます。

語源

金字塔の語源は、江戸時代の蘭学者である志筑忠次郎が、1810年に出版した『西域見聞録』に初めて登場したと言われています。志筑忠次郎は、ピラミッドを「金字塔」と翻訳したことで、この言葉が日本に広まりました。

豆知識

  • 金字塔は、世界七不思議の一つにも数えられています。
  • 金字塔の内部には、ファラオの遺体だけでなく、副葬品も一緒に納められています。
  • 金字塔は、現代でもその建設方法が完全には解明されていません。

例文

  • エジプトのギザにあるギザの大ピラミッドは、世界最大の金字塔である。
  • 彼は、数学の分野で金字塔を築き上げた偉大な学者である。
  • この新製品は、これまでの製品の金字塔を打ち立てるものだ。

「金字塔」という言葉は、様々な場面で使用することができます。上記の例文を参考に、ぜひ使ってみてください。

参考URL:
金字塔(キンジトウ)とは? 意味や使い方 - コトバンク