口頭試問

【漢字】口頭試問
【読み】こうとうしもん
【意味】口頭で問題を出し、知識や学力を試す試験のこと。
【例文1】口頭試問なら自信がある。
【例文2】ハキハキと口頭試問で答えた。
【例文3】口頭試問で採用が決定した。

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「口頭試問」を課する大学入試

「口頭試問」とは「質問応答によって問題事項を調査し考査する試験方法。口述試験ともいう」ものです。昔は面接全般を口頭試問と表現していたとも言えるかもしれません。最近ではあまり聞かないでしょうか。大学の入学試験などでも面接とか、プレゼンテーションとか、グループディスカッションなどが試験科目に入っていても口頭試問は見かけません。ところが、栄養系の学部だと面接に口頭試問とわざわざ書かれている大学もあります。
具体的に何を聞かれたのか聞いてみると、化学と生物とどちらが得意かを聞かれたうえで、「デオキシリボ核酸」について聞かれたとか、「トマトに含まれる栄養素で知っているものを全て答えてください」と言われたとか、学生によっても大学によっても全然ちがいます。学生にとっては当日その場にならないと何を聞かれるかわからない怖さはありますよね。対策するには、必要と思われる科目についてはまんべんなく勉強しておくしかありません。また、去年から始まった国立大学の推薦入試ですが、その中でも京都大学では「高校からの調査書や、志願者が大学で学びたいことをまとめる「まなびの設計書」などの書類審査に加え、面接、筆記試験、口頭試問など、学部ごとの独自試験をもとに総合評価する」となっています。国立大学の推薦入試では成績基準も別にあり、やはり高い壁とは言えそうです。