泥を吐く

【漢字】泥を吐く
【読み】どろをはく
【意味】問い詰められて隠していたことを白状する。
【例文】容疑者が証拠を突きつけられやっと泥を吐く。

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泥を吐く生き物のイメージ

「泥を吐く」という言葉の意味するところは、もちろん実際に口から泥を吐き出すことではありません。
犯罪者が、司法や警察によって厳しい取調べの末に追い詰められて罪状を白状することです。
語源や由来は明らかではありませんが、泥がイメージするところはかなり悪い・汚い・忌むべき物のように思えます。
泥んこ、泥まみれ、泥がはねる、泥を塗る、雲泥の差など、どうにも汚いものの代表格のひとつです。
流れの緩い川や池・沼の底には大抵、泥が堆積していてそこに棲息している生物も当然存在します。
ドジョウ・ナマズ・タニシなど、最近では中々お目にかかれませんが泥の中で元気に生きている生き物です。
シジミやアサリにしてもある程度の砂や泥がなければ棲息することは出来ないでしょう。
アリサを購入してみれば分りますが、貝殻の表面は泥がついているのが普通ですし、砂を吐かせる作業を怠れば食べられたものでは有りません。
泥に混じっている微生物をエサとしている生き物が時々泥を吐いている映像を見かけますが、犯罪者の泥を吐くとは全く違います。
思うに、これまでの悪事が泥の堆積のごとく犯罪者の腹につまっていると、取調べ官は考えていたのではないでしょうか。
悪人が悪事を日常的に積み重ねていそうなのは想像に難くありませんが、さすがに絶対に犯人だと決め付けてから取り調べるのはどうかと思ってしまいます。