どんぐりの背比べ

【漢字】どんぐりの背比べ
【読み】どんぐりのせいくらべ
【意味】どちらも大して変わらない。低レベルな争いに使われる。
【例文1】(兄)テスト50点だったよ。(弟)勝った!僕は51点だったよ!(母)どんぐりの背比べだね。
【例文2】1分も2分も遅刻の言い訳はどんぐりの背比べだ。
【例文3】そんな事で競ってるのか、どんぐりの背比べだ。

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まさに「どんぐりの背比べ」状態

政治家を志し社会のためになる議員になろうという人が立候補をして選挙戦を戦い抜いて、やっと国会議員になります。
しっかり頑張ってその後も国会議員としての務めを果たす人もいれば、すっかりその地位に胡坐をかいて他のことにいそしむ人がいるのも確かです。
昨今テレビで話題を提供している国会議員のいわゆる二回生議員です。
社会を騒がせることという点では、まさに「どんぐりの背比べ」状態。
金銭問題を起こす人もいれば、男女問題が週刊誌にスクープされる人もいてさまざまではありますが、どの人も潔いという感じを持てないという点で共通しています。
こんなところでつまづいているようでは、当初の目的が果たせないではありませんか。
情けないことです。
それにしても、政治家となった人達は自分たちがしていることが週刊誌にとって格好の材料になることを、どうして理解できないのでしょう。
ちっともいけないことをしていると思っていないのでしょうか。
普通、人はやましいことがあったら少しは人目と言うものを気にします。
こんなことも感知できなくて、危機管理は大丈夫なのでしょうか。
こんな感覚の国会議員たちで、ミサイルが飛んで来るという日本を、きちんと守れるのでしょうか。

みんな同じような、どんぐりの背比べ

最近の小学校の運動会は例えば50メートルを走るのにもみんな、どんぐりの背比べでゴールインします。私たちの時代はどんぐりの背比べではありませんでした。みんないっしょにゴールをしましょうなんて考えられませんでした。短距離走でも順番をつけられました。甘いと思います。小さな頃から子供には競争心を持たせなくてはならないと感じます。足が速い子供は優越感を感じるでしょう。足の遅い子供は劣等感を感じるかも知れません。しかし日本人は昔から勉強でも運動でも競走を促してきました。みんないっしょにゴールインではありません。こんな教育をしていると、どんぐりの背比べな大人になってしまいます。みんな特徴がなくなってしまいます。どんぐりの背比べは言葉としては悪い言葉ではないと思います。でも今の子供をどんぐりの背比べ教育やゆとり教育の失敗で、その頃の子供たちは今大人になって、個性もないし草食男子がふえました。そして就職もしなくてバイトで生計を立てる。または家に閉じこもってテレビゲームにふける大人になったのです。このようにしたのも日本の国の教育の責任だと思います。これからは脱ゆとりが叫ばれていますから、もっと個性のある人を育ててほしいです。