冥利に尽きる

【漢字】冥利に尽きる
【読み】みょうりにつきる
【意味】これ以上の幸せはないと思う。
【例文1】家族が健康で仲良く暮らすのが冥利に尽きる。
【例文2】子どもの幸せが親の冥利に尽きる。
【例文3】家族からのサプライズプレゼントが冥利に尽きる。

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母親冥利に尽きる

もう子どもたちは大きくなりました。
1人は自立しているし、1人は大学生で自分の世界の中で生きています。
これまでいろいろなことがあった子育て、でもいくつになってもこの子たちはわたしの子どもであり、この子たちがいくつになろうが、わたしの育児は静かに続いていきます。
一緒に共有する時間もぐんと減り、寂しい反面、嬉しくもあります。子どもたちがお金に困らず健康で楽しい人生を歩いてくれたらいいなぁと願っています。
数年前、まだ子どもたちがうちにいた頃、子どもたちにサプライズをされたことがあります。
それは母親冥利に尽きる出来事で、一生の思い出です。
お母さんとなってからは自分の誕生日を祝ってもらうことも少なくなり、ケーキを買うのも自分だし、ご馳走の準備をするのも、片付けをするのも自分なので、いつの間にか自分の誕生日はスルーしていました。
その度に子どもたちからは「ケーキぐらい買いなよ」などと言われて来たけど買いに行くのも家族のためならできるけど、結構面倒なんだよなぁ・・・などと思いながら「お母さんはダイエット!」とごまかしていました。
ある誕生日。仕事を終え帰宅するとケーキにローソクの灯りの中
Happy Birthdayの歌で迎えられました。
子どもたちでホールケーキを予約して、学校帰りに取りに行き、美味しいと評判のピザを買って来てくれており、食卓の準備も済んでいました。誕生日プレゼントは大好きなキャラクターのグッズでした。
こんな嬉しい誕生日はなく、母親冥利に尽きるサプライズでした。