「始末に負えない」とは、うまく処理しきれないという意味

「始末に負えない」とは、うまく処理しきれないという意味があります。

  1. うまく処理しきれない

問題や状況が大きすぎて、自分の力ではどうにも解決できない様子を表す。

  • 例:
    • 大雨による被害は始末に負えないほどだ。
    • 子供たちのいたずらは始末に負えない。
    • 溜まった仕事は始末に負えないほどだ。
  1. 手に余る

責任や負担が大きすぎて、自分が背負いきれない様子を表す。

  • 例:
    • そんな大きな会社を仕切るなんて始末に負えない。
    • 借金が膨らみ、始末に負えない状況だ。
    • 彼にはその仕事を任せるのは始末に負えない。

補足

「始末に負えない」は、主にネガティブな意味合いで使われます。問題や状況が大きすぎて、解決の糸口が見えないという焦りや不安を表す表現です。

また、「始末」という言葉には、「処理する」「片付ける」「解決する」という意味合いが含まれています。つまり、「始末に負えない」は、問題や状況を自分の力で処理しきれないというニュアンスが強い表現と言えるでしょう。

例文

  • 昨夜の台風による被害は甚大で、始末に負えない状況だ。
  • 会社の業績悪化は社長の責任であり、始末に負えない。
  • 子供の反抗期は親にとっても始末に負えない時期だ。
  • 政治家の汚職問題が明るみに出て、世論は始末に負えない怒りに包まれた。
  • 彼は多額の借金を抱え、始末に負えない状態に陥っていた。

類義語

  • 手に余る
  • 処理しきれない
  • 片付かない
  • 解決できない
  • 収拾がつかない

参考URL:
始末に負えない(シマツニオエナイ)とは? 意味や使い方 - コトバンク