鳶が鷹を生む

【漢字】鳶が鷹を生む
【読み】とんびがたかをうむ
【意味】普通の親から有能な子が生まれる。
【例文1】鳶が鷹を生むと願う。
【例文2】我が子ながら二人も鳶が鷹を生んだ。
【例文3】鳶が鷹を生んだと誇らしい。

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「鳶が鷹を生む」ということわざ

「鳶が鷹を生む」ということわざは、特別な人ではない普通の両親から、抜きんでた人材が生まれたというようなときに使われることが多いようです。
凄い研究結果で社会に大いなる貢献をした人の親に、自分の子どもについてのインタビューなどをしたときに親が言ったりします。
反対に鷹が鳶を生むということはよくあることで、二世という言葉でくくられる人達のほとんどがそうではないでしょうか。
政治家にはけっこう二世がいて、親の地盤を利用して政治家として政界に入って行く人がいます。
二世の中には総理大臣になった人もいれば、総理大臣の息子であり、なかなかイケメンで遊説の際にはお国言葉を使って会場を沸かせるという庶民的な雰囲気を持っている人もいます。
逆に二世としてたくさんの支援者を持ちながら、その支援者からも呆れられるような結婚詐欺まがいの事態を引き起こしたような人もいます。
政界は二世と言うだけで指定席券をゲットした感じでいけるところなようです。
芸能界でも二世は多く、二世ということがまず売り出す際の看板になります。
その点、歌舞伎界のような伝統芸の世界では、逆に二世であること三世であることが重い場合があるようです。
できて当然、できないと先代はこうだったという批判を受けます。