大の虫を生かして小の虫を殺す

【漢字】大の虫を生かして小の虫を殺す
【読み】だいのむしをいかしてしょうのむしをころす
【意味】大事なことを守るためには、一部を切り捨てる事も仕方ない。
【例文1】狩りに出たら熊が襲ってきたので、大の虫を生かして小の虫を殺して獲物を置いて逃げた。
【例文2】大の虫を生かして小の虫を殺して不祥事をもみ消す。
【例文3】大金を積んで大の虫を生かして小の虫を殺す。

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大の虫を生かして小の虫を殺す作戦 

大の虫を生かして小の虫を殺すとは重要な事を守り抜くには多少切り捨てても構わないという意味です。簡単に言えば不要なものは切り捨て必要なものを助けるということです。
たとえばテレビで見かける内部組織の不祥事を隠すために上層部が圧力をかけるシーンや、大物有名人が交通事故を起こした身代りに部下が出頭する、余命いくばくもない人やホームレスに罪をなすりつけるというシーンが思い浮かばれます。どちらも現実にあってはならない事ですが、絶対にないとは言いきれないようですね。

実生活ではそれに似た経験があります。
知り合いから持ちかけられた合コンで女性陣に気に入った人がいました。男性の中でも一番人気でした。わたしは彼女に気に入られたい一心で年収をアピールしました。男性陣の中では断トツで女性陣が食いついてきました。2歳年下の妹がいるので女性の心理を細かく聞いた作戦が大成功でした。