断腸の思い

【漢字】断腸の思い
【読み】だんちょうのおもい
【意味】腸が切れるくらい辛い思いをする。
【例文1】引っ越し先が狭く断腸の思いで家財道具を処分した。
【例文2】断腸の思いで店を畳む。
【例文3】お見合いで断られ断腸の思い。

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ふられて断腸の思いだったという男子の話

私の男友達に、学生のときに大失恋をした子がいます。あまりにもすごい玉砕ぶりだったので、数日後にはクラス中に知れ渡ってしまいましたが、そのときのエピソードをお話しします。
その男の子は一学年上の女性に恋をしていました。見た目に惚れてしまったようで、何度もアピールしたりと頑張っていたみたいです。彼自身もけっこう容姿がいいので、その子を好きだと言う女子も何人かいたのですが、彼は先輩にゾッコンという感じでした。
そこであるとき思い切って告白してみたところ…あっさり振られてしまいました。彼はその後、学校の近所のラーメン屋で大泣き。その場面を目撃したクラスメイトや先生がたくさんいて、すごい噂になってしまいました。彼と一番仲がいい友達たちも、笑いながら話していたくらいです。
恋していた先輩のことを諦めるのは、「断腸の思い」だったそうですが、あとで話をきいたら「まあ、相手には悪いけれど、見た目が好きだっただけなのかも…」と一応割り切れたようだったので安心しました。彼はあまり意識していませんが、男友達からもかっこいいと言われているし、かなりモテているようなので、今後の恋愛はうまくいくのではないかと思っています。