腰を抜かす

【漢字】腰を抜かす
【読み】こしをぬかす
【意味】非常に驚いて座り込む様子。
【例文1】心霊スポットですすり泣く声が聞こえ腰を抜かす。
【例文2】通り魔事件に遭遇して腰を抜かす。

腰を抜かすをテーマにした記事

腰を抜かすお巡りさん

ダイエットや体の健康のために、毎晩ウォーキングをしています。毎日時間は決まっていて、仕事から帰宅して夕食を済ませ一休みしてから行くので、午前0時頃が主流になっています。
ウォーキングの時間は、1時間30分程度で自宅周辺をコースにして妻と一緒に歩きます。
ある日、ウォーキングから自宅に戻ろうとしていたら、自宅の門の前に誰かいることに気がつきました。自宅の前は、奥まった路地のため暗くて良く見えず、1人誰かいるということしか分からないまま近づいて行きました。
私と妻が自宅の門に近づくと、お巡りさんが私達のいる場所と逆方向を見ていました。お巡りさんが振り返ると目の前に私達がいたので、驚いたらしく『何だ!』と叫び座りこんでしまいました。
腰を抜かすお巡りさんを見て、私と妻は思わず笑ってしまいましが、悪い気がしたので笑いをこらえてどうしました?と声をかけました。
現状を掴めたお巡りさんは、何されてますか?と私に聞いてきたので、目の前の自宅に帰るのですが何か?と言うと、『そうでしたかそれは失礼しました!』と言ってきました。
話しを聞くと、不審者がいるという通報があったらしく、交番のお巡りさんが近所を見回っていたらしいです。
お巡りさんとはいえ人間なので、腰を抜かす時もあるんだなと思いました。

腰を抜かすほど驚いた経験ありますか?

祖母の家に帰省した時の事です。
昭和初期のまま時代が止まっているという言葉がピッタリのレトロな家に住んでいるのですが、
私は幼少の頃、祖母の家があまり好きではありませんでした。
なぜなら、私たちが寝る部屋には日本人形が所狭しと飾られているからです。
人形たちに見つめられているような気もしますし、精巧に作られているため今にも動き出しそうな…恐怖心にも似た気持ちがありました。
大きくなるにつれ、左程気にならなくなった頃に事件が起きました。
家族で布団を並べて就寝していたのですが、私は寝られずに寝返りを打ったりボーっとしていたのですが、
飾られていた大きな日本人形の手がスッと伸びたような気がしたのです。
「気のせいだよね!?」と人形に背を向け布団をかぶりましたが、気になって仕方ありません。
何度か寝返りを打ったところで眠りにつけるはずもなく、これは意を決して確かめないとダメだと思い起き上がりました。
そして人形の前に立つと…。何と右手と左手の長さが明らかに違うのです。
左手は手首が出る位ですが、右手は肘の手前位まで腕が伸びていました。
あまりの怖さにうずくまってしまい膝頭ガクガクと震えていました。生まれて初めて腰を抜かす経験をした瞬間でした。
とにかく寝ていた家族を起こそうと声をかけたのですが、
声がうまく出ずにモゴモゴしていると、ようやく家族が気づいて起きてくれました。
事情を話すと、小ばかにしたように薄笑いを浮かべていましたが、実際に人形を見ると表情が凍り付いてしまいました。
家族会議の結果、人形を確かめてみようという事になり、ガラスケースに入っていた人形を取り出しました。
人形の着物をめくり腕を見ると…肘までは精巧に作られた人形の腕が付いていましたが、二の腕部分からは竹ひごだったのです。
即ち、竹ひごが外れた為に腕が長くなっていたようです。
安心するやら可笑しいやらで夜中にも関わらず家族全員で大爆笑しました。
怪奇体験ではなくて本当に良かったと思っています。

腰を抜かすほど驚いてしまいました

私の友人に、怪談が好きな人がいます。
逆に私は怪談が怖くて大嫌いなのですが、友人はそれを知っていながら、わざと私に怪談を聞かせるのです。
ある晩の事、友人が取っておきの怪談話を聞かせるから来いと言いました。
私は気が進まなかったのですが、話したくてしょうがない友人の為に、しぶしぶ行ったのです。
そして一時間ほどに渡って、怪談話を聞かされました。
私は恐怖のあまり背筋が凍りそうになり、しばらく身動きが取れませんでした。
それから私は真夜中に、家に一人で帰る事になったのです。
真夜中に普通に家に帰るだけでも怖いのに、友人にたんまりと怪談話を聞かされた後だったので、尚の事怖くてたまりませんでした。
私は辺りをうかがいながら、恐る恐る家までの道を歩き出しました。
家までの道は街灯がほとんどなく、ほぼ真っ暗に近い状態だったのです。
そんな道を恐る恐る歩いていたら、急に顔に何かが当たったのです。
私は「わっ」と声を上げ、腰を抜かすほど驚いてしまいました。
それからよくよく見てみると、それはタダの木の枝だったのです。
私は何だっと思い、腰を抜かすほど驚いた自分が恥ずかしくなってしまいました。
この後は何だか気が楽になり、家まで鼻歌を歌いながら、楽しく帰りました。