秋霜烈日

【漢字】秋霜烈日
【読み】しゅうそうれつじつ
【意味】日本の検察官記章の通称である。秋の霜と夏の強烈な日差しがをたとえている。刑罰が非常に厳しいこと。
【例文1】秋霜烈日の求刑を求む。
【例文2】秋霜烈日の処罰を受ける。
【例文3】秋霜烈日の罰を下す。

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秋霜烈日は厳しさだけではなかったのですか

秋の早朝の霜(しも)が降りるような寒さや夏の苛烈な強い日差しなどの厳しい気候を指す秋霜烈日という表現があります。
検察官記章のデザインを指す場合ものありますが、その場合は霜の厳しさばかりでなく日差しの暖かさも表現していると言われます。
実際に検察官記章の画像を検索してみると、中央の赤丸から上下左右の四方に三枚ずつ白い花びらが伸びその間に金色の三本の突起が覗いています。
白い花びらのような部分が霜で、金色の突起のような部分が日光を表現しているのでしょう。
もともとは特に秋の霜や日差しなどを考慮してデザインされた訳ではなく、平等公正に正義を追求するイメージを形にしたらしいです。
検察とは警察とは別もので、裁判所に公訴したりすることが仕事のようです。
罪を憎んで人を憎まずとは言いますが、そのような匙加減など犯罪被害者は全く要求しないでしょう。
既に社会的に罰せられているからとか何やかやの理由をつけて情状酌量を求めるのは、悪事を働いたことがばれて逃げられなくなった犯罪者です。
やりたい放題やっておいて、いざ自分が刑罰を受ける段になって慈悲を請うなど身勝手にもほどがあります。
社会の秩序を守るならば秋霜烈日の元の意味のとおりに粛々と公正な裁きを要求するべきだと思います。