怖いもの見たさ

【漢字】怖いもの見たさ
【読み】こわいものみたさ
【意味】怖いと聞けば好奇心で余計に見たくなるもの。
【例文1】閲覧注意の画像ほど怖いもの見たさだ。
【例文2】怖い物見たさで心霊スポットに行く。
【例文3】怖いもの見たさだが、怖気づく。

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怖いもの見たさとは

怖いと分かっていながら恐ろしいと聞けばかえって見たくなるもので、人間の奥底にある好奇心を言う時に用いられる言葉です。この言葉を聞くと当てはまる分、何故なんだろうと不思議になります。王道というか心霊番組なんてやってると子どもの頃はまさに怖いもの見たさでチャンネルを回してました。さすがに一人では見る勇気はなかったので家族と居間で視聴するのですが、決まって怖いシーンには手で顔を覆ったり、目をつぶり耳を塞いで肝心な部分ははしょって観てました。それでも怖くてトイレには親についてもらい、お風呂は番組が始まる前に済ますなど、怖いなら観なければ良いだけなのに毎年の夏イベントとして恒例になってました。最近でも観る事はありますが、怖いよりもこんなに綺麗に映像として写れるものなのかと別の視点で観るようになり、視聴後にお風呂に入ったり、トイレも普通に行けるので怖い物見たさも慣れてくると緩和していくのだなと感じます。怖いだけに当てはまらず臭いものは嗅ぎたくなり、汚なければどれ程なのか確認したくなる、人間の好奇心というものは生きていく上では新しい道や発見に繋がる良い事でもあると思うので、例えば難しい程挑戦したくなるという風に好転に働くよう努めたいものです。

怖いもの見たさで後悔

怖い話が苦手です。
大人になって、ある時を境に怖い話のテレビ番組は見なくなりました。
子供の頃は大好きでまさに「怖いもの見たさ」であなたの知らない世界は夏休みのお昼の楽しみでした。
今の若い人は知らないでしょうけど、わたしが小さい頃は全国ネットでお昼から毎日怖い話を放送していたんですよ。
それが画期的でとてもおもしろかったんですね。
まあ、よく見ていました。
霊感もなかったし、夜になるとそんな怖い話のことなんてすっかり忘れて爆睡できましたし、また翌日もあなたの知らない世界を楽しく見ていました。
ただ、大人になってからホテルなどで「もしかしたらここにはおばけがいるのかも」という雰囲気はまれに感じることがありました。
ある家に引っ越した時のこと、内見では全く感じなかったのですが、生活しているとトイレの辺りでたまに「それ」を感じることがありました。
そこまで強く感じるわけでもなかったし、気のせいかなと思っていました。
ある時当時幼児だった姪が遊びに来た時にトイレに行った際に「行きたくない!」と大泣きするのです。
嫌な予感は的中しました。
姪は「だってあそこ(トイレの前)におばあさんと犬がいる」ぞわっとしました。
霊的な被害にあうことはなかったけど、トイレは恐る恐る行っていました。
あの家に住んで以来怖いものが全部苦手になりました。