気に病む

【漢字】気に病む
【読み】きにやむ
【意味】思い悩む。
【例文1】メタボ診断を気に病んで外食を控える。
【例文2】業績不振を気に病む。
【例文3】老後の生活を気に病む。

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人の目を気に病むほどではない 

日本人は特に人目を気にする傾向があるのではないでしょうか。集団や公共のルール、規律を重んじる性質からきているのかもしれません。そのため公共の秩序が保たれ、礼儀正しくあることができるのでしょう。ただ必要以上にルールや規律に縛られると窮屈になります。他の人や集団から浮いていないか気にするようになったり、浮くことを恐れるようになったりすると息苦しさになるでしょう。特に閉鎖的な田舎では人と違うようなことを嫌がり気にする傾向が強いでしょう。人から見ておかしくないか過剰に気にすることがありますが、自分が気にするほど人は見ていません。人の目を気に病むほどではないのです。
わたしたちは学生のころから同じであることを求められます。昔よりゆるくはなったと思いますが、学校では校則があり全学生が同じ制服で学校によっては靴下も学校指定のところもあるでしょう。
そのような環境で子どもから若い頃を過ごすことで同じであることで安心し、違うことを嫌がるようになるのかもしれません。個性の時代とも言われますが、今までの習慣風習はなかなか変わらないでしょう。人が他と違うことを認めることで自分も他と違うことを気にしなくなるでしょう。