木に縁りて魚を求む

【漢字】木に縁りて魚を求む
【読み】きによりてうおをもとむ
【意味】木に登って魚を捕る事はできない。方法を間違えると何も得る事ができないという意味。
【例文1】ダイエット中に間食は木に縁りて魚を求む。
【例文2】受験生に娯楽は木に縁りて魚を求む。
【例文3】自己中心的では木に縁りて魚を求む。

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木に縁りて魚を求む

手段を誤れば、何かを得ようとしても得られないということや、見当違いで実現不可能な望みを持つという意味で木に縁りて魚を求むという言葉は使われます。
でも、うっかりそういう事をしているときってあるように思いますね。
世の中いろんな情報だったり誘惑に満ちているので、何か目的や目標をもっていても、ついつい横道にそれるってことありますしね。
例えば、夢をもって東京に上京して大学で勉強に励もうと思っていたのに気が付いたら、バイトや遊びで勉強もろくにせずに夢から遠ざかっていたということってありますよね。
大学に入って勉強するという手段で夢に近づく予定だったのに、毎日に忙殺されてやるべきことをしなかったりするんですよね。
横道にそれたり遠回りしたりするのも楽しいですが、明らかにやりたいことがあり、またそれにつながる方法もわかっているのにそれを放置するのはもったいないですよね。
でも、人って夢が叶うのが怖いっていう気持ちもわかるんですよね。
このままいけば、この夢は叶うけどそれでいいのだろうかって疑問がわいてきて、不思議に逃げるってこともあるんですよね。
叶うのが怖いっていうのは、実は自分の望みじゃないものなのかもしれません。
知らず知らずのうちに、身近な人の希望を自分の望みだと思い込んでいるって場合もあるんですよね。
何が自分の幸せなのか、分かるようで分からないんですよね。