腰が重い

【漢字】腰が重い
【読み】こしがおもい
【意味】なかなか行動しない。
【例文1】何をするにも怠慢で腰が重すぎる。
【例文2】休日は何事にも腰が重い。
【例文3】頼まれ事に腰が重い。

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腰が重い人とフットワークが軽い人

物理的・体型的にウエスト部分が重いから腰が重いという訳ではありません。
実際に太っている人の多くは軽快な動作からは縁遠いですが、「腰が重い」の言葉の意味は少し違います。
行動に移すのが遅い、初動になかなか移らないことを指して「腰が重い」と表現します。
座ったまま動かず立ち上がるにしても「どっこらしょ」とか言いつつ重荷でも背負ったような緩慢な動作をするのを見れば、腰が重いという表現にも納得がいきます。
そんな腰が重い人に行動させようとするのは結構な労力を必要とします。
命令で強制的に行動させる立場があれば楽なのですが、それでも何やかんやで難癖をつけて渋りそうです。
思慮深く慎重な性格の人も、なかなか動こうとはしません。
完全に納得させるほど説得力のある材料がなければテコでも動かないような偏屈な人に出会ったら諦める他ないでしょう。
逆にフットワークが軽く、思い立ったら即実行する人も問題ないとは言えません。
何の確認もせずに突進していき注意の欠片も払わず大失敗、さらには軽快なフットワークで全速力で逃げてしまう。
笑い話ならばともかく実際に身近にいられたら目も当てられない大惨事です。
自動車の運転と同じく、人生も法定速度を守りなおかつ周囲に迷惑をかけない程度の運行速度が必要です。