腸がちぎれる

【漢字】腸がちぎれる
【読み】ちょうがちぎれる
【意味】腸が裂けるくらい辛い思い。
【例文】恩師の危篤の知らせに腸がちぎれる思いだ。

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思い出す度、腸がちぎれるように辛いです。

叔母との別れを思い出すと、腸がちぎれるように辛くなります。叔母は派手なうちの母とは違い静かで穏やかなタイプの女性でした。生涯独身のままで、うちの母親はシングルマザーだったのでよく私達の面倒を見に来てくれたものです。手作りの絵本をくれたり、習い事には専用のバッグを縫ってくれたりと母親としてはすごく理想的な人だったと思います。私も他の兄弟姉妹も、みんな叔母がすごく大好きでした。
しかし、私が高校生の時に叔母は交通事故で亡くなりました。私達にとってはすごく大切な人だったのですが、地味で静かな性格だった叔母は派手なうちの親戚の中ではかなり浮いていたみたいです。お葬式の時に笑っている人もいました。特に親しくもない人間が死んだ、程度に思っていたのだと思います。これが本当にショックでした。
一番ショックだったのは、そういう叔母のことを何もわかっていなかったことです。高校生になったのに、人の痛みはわかるようになっているはずなのに、叔母の立場や痛みなんて何も気にせず、ただずっと甘えていました。このことに気付いていたら、何かが変わっていたのかもしれません。こうして思う度に、ずっと私は腸がちぎれるように辛くなるのです。