知音

【漢字】知音
【読み】ちいん
【意味】中国の琴の名人・伯牙は親友の鍾子期が亡くなると琴の音色の一番の理解者はもういないと嘆き、愛用していた琴の糸を切って二度と弾く事はなかったという故事より。お互いに心が通い合った人を大切に思う気持ち。
【例文1】知音に相談する。
【例文2】知音の存在に感謝する。
【例文3】私にはたくさんの知音がいて幸せ。

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現代社会は知音が少なくネットで相談することが多くなりました

知音という意味は親友とか自分のことをよく知っている人のことを指し「ちいん」と読みます。元々は中国から来ている話で琴の弦を切ったところに由来している言葉です。現代に置き換えるなら、バンド仲間がいたとしてボーカルのことならなんでも知っているギターを担当している人が脱退して、その人のギターを聞かなくなった例えに近いのではないでしょうか。知っている人の音を聞かなくなった。知音に例えられると思います。困ったことがあるとき親友に相談すると、自分のことのように悩んでくれて解決策を見出してくれます。親友がいないと誰にも相談できず一人で悩んでしまいなかなか解決しません。ツイッターならフォロワーに質問すれば答えてくれたりますが、やはり知音がそばにいないことには解決しません。昔は今のように核家族ではなかったので、家族に悩みを相談することもできました。今は家族ですら相談できないことが多いので、知音がいない人はやはりネットに頼る以外ないのでしょう。もっと発達してくると知音が人工知能になってきたりします。AIが搭載されている機械なら知音のように相談に応じてくれます。それでもまだ人間とはほど遠いので、もし知音がいなくて悩み事を解決するなら、ヤフーだったら知恵袋、gooだったら教えてgooのような所で相談するのが解決への近道ではないかと思いました。