肩を入れる

【漢字】肩を入れる
【読み】かたをいれる
【意味】味方に付き援助する。
【例文1】惚れた女に肩を入れる。
【例文2】我が子に肩を入れる。

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「肩を入れる」という言葉 

「肩を入れる」という言葉は、一緒にその荷を担ごうと援助するということから発生したらしいのです。
お祭りなどのときにお神輿を担ぐ担ぎ手はまさに肩を入れて、たくさんの人が力を合わせて重いお神輿を、わっしょいわっしょいと運んでいきます。
お祭りが大好きなベテランの担ぎ手の肩には、大きなこぶができていたりします。
痛いのではないかと思うのですが、本人はお神輿を担ぐということが嬉しくて楽しくて、笑顔でわっしょいわっしょいとやっています。
神様もきっと担いでいる間は痛くないように、何か特別な魔法でもかけているかもしれません。
肩を入れることを肩入れするとも言います。
一時その人気が低迷したこともあった大相撲は、場所が開催されるたびに満員御礼の幕が土俵の上にある屋根にスルスルと下りてきます。
ちょっと見に行こうと思ってもチケットが簡単には手に入れられないというくらい。
人気のある力士の取り組みにはたくさんの懸賞旗が登場します。
これは、その取り組みに注目していたり、どちらかの力士に肩入れしている人が応援して懸賞金を出すというものです。
応援している力士が勝ってこそ、懸賞金はその力士の手に渡るので、対戦相手が勝ってしまっては肩入れも形無しということでしょうか。