百も承知

【漢字】百も承知
【読み】ひゃくもしょうち
【意味】言われなくても十分にわかっていること。
【例文】そんなことは百も承知。

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「百も承知」

判り切った事を敢えて言われた時に、思わず発したくなる一言が「百も承知」です。「リスクを伴うのは百も承知だ」や「怒られるのは百も承知」など、危険や反感を買う事を恐れずそれに立ち向かう覚悟を表す意気込みの言葉でもあります。自分にとって只では済まないかもしれない事に、どうしても挑まなければならず、周りからは辞めた方が良いと進言も出る中で、そこは引き下がれないと自らに言い聞かせて実行し上手く行けば拍手喝采、でも失敗すれば無謀な愚か者になってしまう。それは自身の人生にとってある意味一つの賭けでもあるのです。危険を判った上で挑むのはとても怖い事ですし、やらずに済むならそれに越した事はありません。

しかし、誰かがそれをやらねばならず、その誰かが自分なのであれば、これはもうやるしかないのです。少し話が大袈裟になったやもしれませんが、人には誰しも大きな決断を迫られる時がいつかは訪れる筈で、それが何時なのかは誰にも予測出来ません。
とは言え、子どもが「怒られるのを百も承知で姉のアイスを黙って食べる」なんて話もあって、これは先の人生の云々とは程遠い兄弟レベルの食い意地の張った争いであり、こうなってしまうとはさっきまでの「百も承知」の重厚さが欠片もなくなり有難みの様なものまで薄れてしまいます。