「肩を持つ」には、争いごとなどで、一方の側に味方して助けるという意味

「肩を持つ」には、争いごとなどで、一方の側に味方して助けるという意味があります。

  1. 争いごとなどで、一方の側に味方して助ける

「肩」は、体の部位の一つですが、ここでは「力」や「責任」を象徴するものとして使われています。

「持つ」は、何かを手に持って支えるという意味ですが、ここでは「助ける」という意味で使われています。

つまり、「肩を持つ」は、争いごとなどで、一方の側に力や責任を担って助けるという意味になります。

具体的には、以下のような状況で使われます。

  • 友人や家族がけんかしているとき
  • 会社で派閥争いがあるとき
  • 政治的な対立があるとき

例文

  • 私はいつも彼の肩を持っている。
  • 彼女はどちらの肩も持たずに、中立の立場を保っている。
  • あの政治家は国民の肩を持つべきだ。
  1. 何かを擁護したり、弁護したりする

「肩」は、体の部位の一つですが、ここでは「責任」を象徴するものとして使われています。

「持つ」は、何かを手に持って支えるという意味ですが、ここでは「責任を持って守る」という意味で使われています。

つまり、「肩を持つ」は、何かを責任を持って擁護したり、弁護したりするという意味になります。

具体的には、以下のような状況で使われます。

  • 自分の意見を主張するとき
  • 他人の誤解を解きたいとき
  • 正義のために戦うとき

例文

  • 私は彼の行動を肩持つ。
  • 彼女は彼の無実を肩持っている。
  • 私たちは真実を肩持たなければいけない。

どちらの意味で使われているかは、文脈によって判断する必要があります。

「争いごと」や「対立」に関する文脈であれば、1の意味である可能性が高いです。

「意見」や「主張」に関する文脈であれば、2の意味である可能性が高いです。

なお、「肩を持つ」は、責任感や正義感を伴う言葉です。

軽々しく使うべきではないことを忘れずに使いましょう。

以下は、「肩を持つ」の類義語です。

  • 味方する
  • 擁護する
  • 弁護する
  • 支持する
  • 賛成する

以上、「肩を持つ」の意味と使い方でした。

参考URL:
肩を持つ(かたをもつ)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書