痛くも痒くもない

【漢字】痛くも痒くもない
【読み】いたくもかゆくもない
【意味】何をされても言われても何とも思わない平気な様子。
【例文1】彼は自由人なので、噂されても痛くも痒くもないようだ。
【例文2】無関心なので周囲から何と言われようが、痛くも痒くもない。
【例文3】少しくらい減ったって痛くも痒くもない。

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痛くも痒くもない精神を持ち続けたい。

「痛くも痒くもない」何を言われても影響はない、何も感じないということです。私には娘がいます。小学校2年生です。以前、娘は友達に遊びを断られました。娘と仲の良い子どもは遊びに誘われたのですが、娘はだめだと言われたそうです。原因はわかりません。私は、落ち込みました。娘の友達が誘われて何で、娘はだめといわれたのだろうと。ダメと言われた時の娘の気持ちを考えると、とてもつらかったのです。それから、何日も悩んだ記憶があります。その頃は私自身も周りの存在とか人の目とか。娘の友達関係とかいろいろ、気にしていました。もちろん、今でも娘のことは気になります。特に娘は学校であったことや、友達の話。嫌だったことなど私には話しません。だから、余計気になるのです。私自身いろいろなことを気にしたり、気を遣う人でしたが、ある時に考えが変わりました。私自身周りを気にしすぎて、自分を出していない。いい人になって好かれようとしている自分がいる。けれど、いい人であっても私のことを嫌いな人は嫌いです。それだったら、嫌われてもいいから自分らしくいて、わかってくれる人だけいてくれればいいと思うようになりました。あることをきっかけに私の考え方が変わったのです。
考え方が変わったせいか、以前娘が友達にだめと言われたことも気にならなくなりました。何であんなに悩んでいたのか、今では不思議です。
だめならだめでいいし、ほかに友達もいるし。今の私だったら、娘だけが遊ぶのをダメと言われても痛くも痒くもない。もし娘がそのことで落ち込んでいてもあたふたせず、ドーンと構えてあげられる自信があります。
「痛くも痒くもない」メンタル面でちょっと成長した私にはいい言葉です。娘自身も何か嫌なことを言われても、そういう強いメンタルを持てるようになればいいなと今では思います。

痛くも痒くもない強さを得た体験

痛くも痒くもない、ついでに屁でもないなんてことを平気で言えるようになりました。ちょっとしたことではもう動じない、そんな強さを得たのは出産を経験したからです。
出産…それは、この世にこんな痛みがあるのかというほどの強烈なものでした。あの痛みを経験していれば、日常生活の中で起きる様々な苦難など、まさに痛くも痒くもありません。
出産を経験するまでは知らなかったことですが、この世にいる母親たちは、涼しい顔をしていますが、皆あの壮絶な体験を乗り越えてきたのです。そう思うと、世の全ての母親が尊い存在に思えてなりません。そのくらい、出産の痛みはすさまじいものでした。あまりに痛いので、経験者は様々な例えを用いて表現しようとします。鼻からスイカとか、お腹を金づちで打たれているとか…。でも、何物にも喩え難いものでした。陣痛は、もうとにかくただただ痛い…その痛みにひたすら耐えるというのはまさに苦行の時間です。我を忘れて痛みに耐えるという経験は、あのとき以外に思い浮かびません。
ですから、あの出産の痛みを上回るような出来事がもし起きたら、耐えられる自信がありません。そんなものは存在しないと思えるから、他の痛みを痛くも痒くもないと言い切れるのです。