千里の道も一歩から

【漢字】千里の道も一歩から
【読み】せんりのみちもいっぽから
【意味】大きな事を始めるときはまず、手近な所から努力すると成功する。
【例文1】露店から雑貨売りを始めたところ店舗を持てるまでになった。千里の道も一歩からだ。
【例文2】千里の道も一歩からで路上ライヴをする。
【例文3】千里の道も一歩からでチラシのモデル業から始める。

千里の道も一歩からをテーマにした記事

千里の道も一歩からの精神で始めました

親友と呼べる友達が病気で入院してしまいました。
幸い大事には至らなかったのですが、元気だけが取り柄の友人でしたから、病気になって気弱になっていました。
私はそんな友人を励まそうと思い、千羽鶴を折る事にしたのです。
とはいうものの、千羽の鶴を折るのは口で言うほど簡単ではありませんが、千里の道も一歩からということわざを思い出し、真心を込めて折り始めました。
最初の十羽ぐらいまでは、楽しく折る事が出来ました。
しかしそれを超える辺りから、徐々にめんどくさく感じるようにりました。
そもそも私は飽きっぽい性格で、何をしても長続きがしません。
今回の千羽鶴もその悪い癖が出てしまい、折る事に飽きがきました。
それでもしばらくの間は、何とか頑張って折っていました。
しかし百羽辺りで折るのをやめてしまったのです。
しばらくの間ぼうっとしていたら、病気で落ち込んでいる友人の顔が頭の中をよぎり、こんな事をしてちゃいけないと思い始め再び千羽鶴を折り始めました。
何とか千羽鶴を折りあげ、友人のお見舞いに持って行きました。
友人はとても喜んでくれたので、がんばって折って良かったなとしみじみ思いました。