一瀉千里

【漢字】一瀉千里
【読み】いっしゃせんり
【意味】物事が一気にはかどること。
【例文】二人で仕上げれば一瀉千里だ。

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一瀉千里のプレゼン力

学卒から15年、総合通信販売のバイヤーをしていた。月曜から木曜は、展示会に出向いたり、商談を何社もこなしながら、商品を見つけたり、開発したりする。そして、これぞと思う数商品を金曜日に行われる商品企画会議で、役員、広告チーム、販売企画チーム、各種媒体長、総勢20名程の前でプレゼンする。なぜ自分がこの商品をチョイスしたのか、どういう切り口で販売したいのか、どんな写真や資料を使ってお客様を説得するのか、などなどあの手この手で熟練手練のオジサマ方を落とすか練りに練ってプレゼンに臨む。もちろん、プレゼン前の化粧直しも入念に行った。
いつも思っていたのは、目の前の20人を納得させられない商品が通販の不特定多数のお客様に認められるわけがないということ。そこには、一分の隙もないプレゼンが必要不可欠で完璧なる準備と自信、円滑かつエンターテインメントに富んだ内容で惹きつけなければならない。プレンゼン台は、ステージ、私は女優とまで思って挑んでいた。
商品企画会議は、数種類ある媒体の各長が挙手方式で、自分の媒体に掲載するかを決定する。
私は、一瀉千里にプレゼンし、笑わせ、頷かせ、「採用!」と書かれた札が何本も上がるのを見て、「今週も1週間、頑張った!」と達成感に浸っていた。