一瀉千里

【漢字】一瀉千里
【読み】いっしゃせんり
【意味】物事が一気にはかどる。
【例文1】二人で仕上げれば一瀉千里だ。
【例文2】一瀉千里で協力する。

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一瀉千里のプレゼン力

学卒から15年、総合通信販売のバイヤーをしていました。月曜から木曜は、展示会に出向いたり、商談を何社もこなしながら、商品を見つけたり、開発したり、これぞと思う数商品を金曜日に行われる商品企画会議で、役員、広告チーム、販売企画チーム、各種媒体長、総勢20名程の前でプレゼンをしました。なぜ自分がこの商品をチョイスしたのか、どういう切り口で販売したいのか、どんな写真や資料を使ってお客様を説得するのか、などなどあの手この手で熟練手練のオジサマ方を落とすか練りに練ってプレゼンに臨みます。もちろん、プレゼン前の化粧直しも入念に行いました。
いつも思っていたのは、目の前の20人を納得させられない商品が通販の不特定多数のお客様に認められるわけがないということです。そこには、一分の隙もないプレゼンが必要不可欠で完璧なる準備と自信、円滑かつエンターテインメントに富んだ内容で惹きつけなければなりません。プレンゼン台は、ステージ、私は女優とまで思って挑んでいました。
商品企画会議は、数種類ある媒体の各長が挙手方式で、自分の媒体に掲載するかを決定します。
私は、一瀉千里にプレゼンし、笑わせ、頷かせ、「採用!」と書かれた札が何本も上がるのを見て、「今週も1週間、頑張った!」と達成感に浸っていました。

みんなで仕事を分担すれば一瀉千里

工場で仕事をしていたときに思わぬ不良品が出たことで、その日に出荷する予定の納期が間に合わなくなってしまいました。下請けの会社だったので納期が遅れると、他の会社にも迷惑がかかるので何とかしたいという思いでいっぱいでした。パートさんがたくさんいる会社でしたが、朝の9時から夕方の16時までの勤務なので、残業させるわけにもいかず定時になると帰ってしまいます。手伝ってくれようとするパートさんも何人かいたのですが、社長が言うには無理させることは出来ないということだったので、他の部署から応援を頼むことになりました。流れ作業で仕事をしているので作業そのものは単純で誰にでも出来るのですが、箱詰めしたり検査をしたりする工程があるので、納期に間に合うのかとても不安でした。同じ会社の仲間なので仕事の内容は把握していました。実際、作業を始めてみると一瀉千里のようにスイスイ行きました。終電間際までかかってしまいましたが、みんなで残業して仕事を分担したので一瀉千里のようでした。一瀉千里という四字熟語は川の流れのように水が流れ出すと勢い良く流れるの例えで、みんなで協力すると本当に早く仕事が終わるんだなというのを実感できました。