穴が開く

【漢字】穴が開く
【読み】あながあく
【意味】欠員が出て予定が取り消しになる。
【例文1】今夜の合コンに1人穴が開いた。誰か来ない?
【例文2】会議に穴を開けるわけにはいかない。
【例文3】大事な試合で穴が開く。

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部員が足りなくて穴が開く

高校時代に野球部員が全員で9人だったチームがありました。補欠もいないチームで誰か一人でも欠員が出たら穴が開く状態でした。選手はみんな野球が好きでやっているので、穴が開くといったことは考えられなかったのですが、試合の前日になって1人が風邪を引いて休んでしまいました。9人いないと試合にならないわけですから、監督が慌てて野球部員を募集しました。するとテニス部から何人か申し出があり、当日の試合は穴が開くことが避けられました。試合はコールド負けをしてしまいましたが、部員不足で欠場となることは避けられたので良かったです。高校野球はスポーツ刈りにならないといけないので、テニス部で代わりに入ってくれた人達は最初は嫌がっていましたが、当日丸坊主になって参加してくれました。翌年になると部員の数が5人に減ってしまったので、他の高校と合同で甲子園の予選に出ることになりました。合同でチームを作ったので穴が開くことはなかったですが、野球というのは連携プレーなので、練習時間が足りずに1回戦で負けてしまいました。初めての合同チームでしたが、姉妹校と野球ができたことで選手の皆は喜んでいました。単独のスポーツなら穴が開くことはあまりないですが、野球だと部員が足りなくて穴が開くことがあるんだなと思いました。