推敲

【漢字】推敲
【読み】すいこう
【意味】文章の表現や語句を何度も練り直す。
【例文1】推敲に推敲を重ね、最高の企画書が出来上がった。
【例文2】推敲のおかげで良い賞が取れた。
【例文3】推敲に時間がかかる。

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「推敲」の結果

「推敲」の由来は唐の時代までさかのぼります。唐の詩人買島(かとう)が「僧推月下門」(そうはおすげっかのもん)の一句を考えつきましたが、「推」を「敲」の文字のどちらを使うか迷いに迷い、韓愈にどちらが良いかを尋ね、「敲」の字に決めたという故事から詩や文章を作るときに字句をさまざまに考え、練り上げることを「推敲」と言います。凡人には「推」「敲」どちらもおすという意味ですからどちらでも良いような気がしますが、才能のある人は違うものです。買島という詩人はもとはお坊さんでした。その才能を韓愈に認められ、長江県主簿(公務員)となります。詩は苦労して詠むものだというポリシーを生涯貫きました。そういう買島の姿勢から「推敲」という言葉が生まれたのです。彼の才能を見出した韓愈はやはり中央から地方へ左遷されるなど不遇な時代を経て国立大学の学長まで上り詰めます。韓愈は人の面倒見がよく、「韓門の弟子」(かんもんのていし)という言葉ができるほど才能ある、恵まれない者への援助を惜しみませんでした。そんな韓愈の的確なアドバイスが買島も救ったのです。文学を志す者は良い作品のために何日も呻吟し、推敲を重ねて詩や、歌や文章を作り出すのです。その苦しみの上にこそ名作が出来るのでしょう。

」で始まる言葉一覧

2553.雀の巣も構うに溜まる  903.寸鉄人を刺す  796.隅に置けない  759.すべての道はローマに通ず  681.脛に疵(傷)を持つ  664.柳に風  604.図に当たる  868.寸暇を惜しむ  832.住めば都  643.図に乗る  318.過ぎたるはなお及ばざるが如し  483.雀百まで踊り忘れず  275.好きこそ物の上手なれ  232.頭寒足熱  565.砂を噛むよう  443.雀の涙  360.杜撰  524.捨てる神あれば拾う神あり  401.涼しい顔  188.酸いも甘いも噛み分ける  56.推敲  12.水魚の交わり  100.垂涎の的