脛に疵(傷)を持つ

【漢字】脛に疵(傷)を持つ
【読み】すねにきずをもつ
【意味】昔犯した犯罪や悪事を隠している。
【例文1】一生、脛に傷を持つ人生を送る事となる。
【例文2】脛に傷を持つ人生にビクビク怯えながら生きる。
【例文3】脛に傷を持つ過去が心苦しい。

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他人には知られたく無いような事がある

「脛に傷を持つ」とはどういう事でしょう?(すねにきずをもつ)と読みます。
人には知られたくない後ろめたい事があったり、過去に人には言えない事があったりするような事が、その人にとって、他人には知られたく無いような事がある時に、この言葉を使います。この言葉の由来は、諸説ありますが、日の当たる道を堂々と歩けず、草むらの道を歩いた時に、切り傷に笹が入り込まないかびくびくしている様を文字っているともいわれています。
使用例としては、政治家同士が表だっては言えない事を隠していたりするようなときに、「お互い脛に疵を持つ者同士深い詮索はやめておこう」っというような場面で使用される事があります。使い方は人によって様々ですが、「脛に傷を持つ」の言葉の意味の程度も様々です。身近な人の後ろめたい過去から、世間を騒がすような大事件まで、個人が隠し持つ後ろめたさの範囲は人それぞれです。この言葉を改めて調べてみると、自分の知らなかった意味があったのでとても面白かったです。