弁慶の泣き所

【漢字】弁慶の泣き所
【読み】べんけいのなきどころ
【意味】弁慶ほどの強者であっても蹴られると痛い所があるように、ただ一つの弱点という意味。
【例文1】彼女は綺麗で勉強もできて言うことなし。弁慶の泣き所は高所恐怖症だけ。
【例文2】大好きな彼女なので弁慶の泣き所でも許す。
【例文3】彼は3高だが、弁慶の泣き所は口下手。

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弁慶の泣きどころについて

弁慶の泣きどころとは「強いものの一番の弱点のこと」を言います。場所としましては人のスネの前側のことで、正式名称を「向こう脛」と言います。
なぜ弁慶の泣きどころと言うかといいますと、
歴史上の人物に弁慶という豪傑な男がいました。
この弁解でさえも向こう脛を打つとうずくまって泣くほど痛いということからこう言われたとされています。
向こう脛がなぜ痛いのかですが、
人の体は皮膚の下に筋肉があり、その下に骨があります。
しかし、向こう脛にあたる所には筋肉がなく、皮膚の下が骨となっている為、皮膚と骨の間にある神経に衝撃がいきやすいからです。
ちなみに、弁慶の泣きどころというと向こう脛の他にもう一ヶ所あるとされています。
それが中指の第一関節から爪の先です。
これは手を開いた状態から中指の第二関節を曲げると第一関節から爪までは力が入らなくなることから、例え弁慶のような豪傑な男でもどうする事もできないことからこの部位も弁慶の泣きどころとされています。
文脈によっては、向こう脛や中指の第一関節から爪の先に限定せずに、「唯一の弱点」を意味する事もあります。
弁慶のような男でさえ我慢できないほど痛いのですから私達がぶつけると涙が出るほど痛いのも当たり前ですね。

 

弁慶を泣き所を知っていると扱いやすい?

どんなに強い人でも必ず弱点があるということです。
人前では完璧な人に見えても、人はどこか抜けていたり欠点があったりします。
それがあるからこそ人間なんだと思います。
もし、全てが完璧な人がいたら、とても息苦しくて一緒にはいられないでしょう。完璧で理想的な人でも、付き合っていくうちに徐々に欠点が見えてくることがあります。
それが理想の人であればあるこそ、弁慶の泣き所が魅力的に見えてくることがあります。
逆にその欠点が自分の中で許されない時は、一気に魅力から遠ざかってしまいます。
理想的な人は自分が勝手に作った妄想のような人物像なのかもしれません。
理想的だと思う人も本人はいたって普通に過ごしているかもしれません。

弁慶の泣き所を知っておくと、それが敵になった時は、それが有利に働くことがあります。
同時に相手にも自分の弁慶の泣き所を掴まれている可能性があります。
私が完璧な人ではないですし、もしかしたら弁慶の泣き所だらけかもしれません。
最初から隠さずにさらけ出しておいたほうが、生きていくのは楽なような気がします。
しかし、あまり自虐的になり過ぎると、相手の評価が低くなりすぎるので注意が必要です。