早起きは三文の徳

【漢字】早起きは三文の徳
【読み】はやおきはさんもんのとく
【意味】早起きすると何か良い事が起きるものである。
【例文1】朝の散歩で美女と出会えて早起きは三文の徳だ。
【例文2】静かで勉強がはかどり早起きは三文の徳だ。
【例文3】頭がスッキリして早起きは三文の徳だ。

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早起きは三文の徳とは

「早起きは三文の徳」とは、朝早く起きることは良いことがあるということからきたことわざです。早起きすると健康にも良く仕事や勉強もはかどり自分にとって何かしらの利益があることが由来となっています。三文の徳の三文とは一文銭三枚のことでごくわずかという意味となります。三文は現在の価格では100円と同じ価値だとされていて、わずか三文だけであっても朝早く起きることは得るものがあるということから早起きは三文の徳ということわざができました。
確かに朝早く起きると時間にゆとりが出来ます。人間はゆとりが無いと焦ってしまったり物事の失敗や他人に対してイライラするなど悪循環となります。ゆとりがあるだけで人に優しくできるのです。また、朝ご飯をゆっくり食べる時間が出来るので朝ご飯をしっかり食べることは脳の活性化につながり、結果的に仕事や勉強にも大きく関わってきます。他にも早起きをするとホルモンバランスや自律神経を整える効果もありますので健康や免疫力アップにもなります。このように早起きは三文の徳ということわざは確かにその通りで、朝時間があるだけで心と身体にゆとりが出来良いことばかりなので、普段からなるべく早起きをするように心がけることが大切です。

本当に早起きは三文の徳

私は以前家庭教師をしていた為、仕事時間は基本的に夕方から夜で、帰宅時間が23時以降になるので寝るのも1時過ぎになり、朝は主人の朝食も用意することなく、出かけたことに気付かないこともあるくらい昼前まで寝ていました。収入も安定していましたし、仕事も楽しかったので辞める理由もなく仕事をしていましたが、ある時なかなか子供に恵まれないことに気づきました。不妊治療を始めてみても、特に大きな異常はなく理由が分からないまま数年が経ちました。
このままではいけないと思い、妊活の為と思い切って仕事を辞め、当時読み始めた妊活の本に書いてある通り、早起きして散歩をするというのを試してみることにしました。夜は22時には寝て、朝は主人と同じ6時くらいに起き、朝食をきちんと用意し7時に一緒に食べ、主人を見送ったらすぐ毎朝40分の散歩に出かけるようになりました。始めは午前中眠いだけで目立った効果はなかったのですが、2ヶ月後には便秘がちだったのが解消され、3ヶ月後には体質が改善され始めやせてきて、半年後には近所の方と挨拶をしたり会話したりするような穏やかな人間関係が築け、約1年後には妊娠しました。
仕事を辞めたということをきっかけに、午前中寝るだけの生活から午前中を活用する生活にしただけで、心身のバランスが取れ、今まで望んでいたことが叶いました。
早起きは三文の徳という言葉を若いときは信じておらず、目先の収入に囚われてばかりで損をしていたなと思っています。今後も今の生活を続け、徳の恩恵を受け続けたいと思います。