「神も仏もない」は、慈悲深い神や仏も存在しない、厳しい状況という意味

「神も仏もない」は、慈悲深い神や仏も存在しない、厳しい状況という意味があります。

  1. 慈悲深い神や仏も存在しない、厳しい状況
  • 災害や戦争などの悲惨な状況を表現するために使われます。
  • 誰にも助けを求めることができず、絶望的な状況であることを表します。

例文

  • 戦争で家族を失い、神も仏もない状況に陥った。
  • 災害の被害は甚大で、神も仏もない光景が広がっていた。
  • 病魔に苦しみ、神も仏もない気持ちになった。
  1. 大変厳しい、容赦ない
  • 人や物に対して、厳しい態度や行動をとることを表現するために使われます。
  • 情け容赦なく、非情な態度であることを表します。

例文

  • 上司は神も仏もないように、厳しい言葉を投げかけた。
  • 厳しい自然は、神も仏もないように人間を襲う。
  • 彼は神も仏もない強さで、敵を打ち倒した。

注意

この慣用句は、ネガティブな意味合いで使われることが多いので、使う際には注意が必要です。

類義語

  • 非情
  • 冷酷
  • 残酷
  • 無慈悲
  • 無情

対義語

  • 慈悲深い
  • 優しい
  • 温かい
  • 思いやりがある
  • 人情深い

その他

  • 「神も仏もない」は、江戸時代から使われている慣用句です。
  • 仏教用語の「阿鼻地獄」に由来するとも言われています。
  • 比喩的な意味で、「とても厳しい」「とても大変」という意味で使われることもあります。

例文

  • この試験は神も仏もない難しさだ。
  • 神も仏もない暑さで、外に出るのが嫌だ。

参考URL:
神も仏もない(かみもほとけもない)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書