息が合う

【漢字】息が合う
【読み】いきがあう
【意味】両者の気持ちがピッタリ合っている。
【例文1】息が合う友達と毎週ご飯を食べに行く。
【例文2】息がピッタリ合ったダブルスの選手。
【例文3】バトンの受け渡しの息が合う。

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息が合うとお酒が美味しい

息が合うで思い出すことは、小学校の運動会です。わが子が通っていた小学校は全校で50人ほどと児童数が少ない学校でした。
運動会の時には児童の協議のプログラムだけでは時間が大幅に余ってしまうために、大人も参加していました。子どもたちは紅白に分かれ、大人たちは4地区に分かれて優勝を争いました。大人の競技は6競技あり、男女がペアになって椅子で風船を割る競技、輪を竹棒で回して競うリレー、ビール瓶を藁で釣って運ぶリレー、20代から50代までの男女が走るリレー、大人玉入れ、そして綱引きとなっていました。
私の地区は体重があまりない人たちが多く綱引きだけは弱点で、他の地区にいつも負けていました。それ以外の競技は悪くても3位以内だったので綱引きで1回でも勝てば優勝の目があります。4地区の中で優勝すれば、夕方からの公民館での打ち上げが盛り上がるために、地区の体育委員を中心に作戦を練りました。
その作戦とは、始めの合図から全員綱を持って15秒間踏ん張り続けること、そして体育委員の「今だ!」の声に合わせて「そーれ!そーれ!」と息を合わせて綱を引き始める事です。
そしていよいよ綱引きの開始です。15秒間辛抱することで相手に油断が生まれます。そして15秒が経った後に息を合わせて綱を引くことで面白いように効果があり、相手に勝つことができて結局1位になりました。そのおかげで優勝し、公民館で美味しいお酒を飲むことができました。息を合わせるのって難しいけど面白いと思った出来事でした。