微塵もない

【漢字】微塵もない
【読み】みじんもない
【意味】これっぽちもないという意味。悪意に用いる。
【例文1】彼は思いやりのかけらも微塵もない。
【例文2】正そうという気が微塵もない。
【例文3】悪びれた様子が微塵もない。

微塵もないをテーマにした記事

微塵もないという言葉はよく使いますね

微塵もないという言葉の意味は、文字通り、塵ほどわずかな分量も存在しないということを表現しています。
つまり全然ない、まったくないという言葉の意味と同じです。
ただこの言葉は少し、状況が悪い時や人を騙すまでは行かないまでも、そのような状況の時に使われることが多くあります。
例えば、人をあざむくということは微塵もない、とか、騙そうというつもりは微塵もない、といった言葉の表現です。
これらの表現から、身の潔白を示すことというよりは、裏で何か本心があって、その本心を隠そうとする際の、とっさに出る言葉ということもあります。
また反省する気持ちが微塵もないという言葉の表現もあります。
例えば、自分が悪いことをしているのに反省する表情や気持ちが言葉の節々から見当たらない場合にはこのような表現もします。
子どもの反抗期とかはこのようなことが多いのではないでしょうか。
我が家の息子たちも少しずつですが、反抗期になってきている気がします。
特に母親への言葉は次第に悪くなってきている気がします。
当然、親の干渉は私も嫌でしたし、子どもの気持ちがわからないでもないのですが、悪い事は悪いということを正しく教えてあげないとならないと思っています。