兄弟は他人の始まり

【漢字】兄弟は他人の始まり
【読み】きょうだいはたにんのはじまり
【意味】仲の良い実の兄弟でもそれぞれ家庭を持ったり、遠く離れて暮らすようになると交流が減り、他人のようになること。
【例文】兄弟が結婚してそれぞれ家庭が大事になり、兄弟は他人の始まりにな
   りつつある。

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買い置きは1ヶ月分~兄弟は他人の始まり~

一人暮らしで不便なことは色々あるけれど、ふだんは忘れています。たいていのことは、コンビニですませることができるので、生活面で困ることは特に感じません。
ただし、それは、健康なときに限るのかもしれません。

突発的に発熱したことがありました。
近所に住む弟に電話を入れ、食べ物と薬を買ってきてもらうように頼みました。
弟は子どものころから優しいと言われ、親からもひいきされていました。周囲の人が私をほめると、弟の方が出来が良いのにと憤慨するほどでした。
その日、弟は来ませんでした。
私は、三日間、眠り続けました。ペットボトルの水をすこしずつ補給して、トイレに起きることもなかったのです。
ようやく熱が下がって、ご飯を炊いて、人心地がついたところで、決意をしました。
「防災対策も兼ねて、2週間分の買い置きをしよう!」

数日後、弟の娘が遊びに来ました。姪は当時幼稚園児で、お喋りが好きでした。
「おばちゃんから電話があったとき、スーパーにいたんだよ」
それは、遠くで聞こえるアナウンスや音楽で、なんとなくわかっていました。
「パパとママが『頼まれちゃったね』って笑ってた」
それは、知りたくなかったです。
弟夫婦は、笑いながら無視したなんて!
亡くなった母親が聞いたら、何と言うのでしょうね。いい歳をいて独り身の私に気を付くことはないとか、病気に備えていなかったのが悪いとか、思いつくことは色々あります。
それを聞いて、買い置きは1ヶ月分しておこうと思いました。
兄弟は他人の始まりというけれど、弟はもうあてにできません。
自分の身は自分で守ります。そう決めたのでした。